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吟話§一日一句~青菜の混ぜご飯~ [俳句]

季語は・・・冬晴れ

冬晴れや 物相飯を 食ってみる

【去年の今日】週話§日曜諸相~今日はウェールズQ~
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過話§備忘録的な何か~2020年11月24日付~ [備忘録]

11月8日……アメリカ時間では11月7日、オバマ政権の時の副大統領だったジョー・バイデンが大統領選挙に勝利。300人を超える選挙人を獲得した。

あと四年 就任前から 待っている
    その日が 平和でありますように

上の短歌は、2017年2月の朝日歌壇で選者である永田和宏が選んだ一首で、酒井秋代(東京都)の手になるものである。

同居人がこの歌の存在を教えてくれたのだが、我々の心境もまた、まったく同じといっていいもので、さらにこの先4年もとなったら、我が老い先の中に巨大な汚点が残ってしまうことになるので、ひたすらあの非科学的存在で差別主義の品性下劣な嘘つき男が落選することを祈り続けていたのだった。

時折だが、神は我々に味方してくれるようで、最後まで残っていた激戦州のほとんどをバイデンが制して、アメリカ分断の元凶を、ホワイトハウスから追い出すことができそうである。

そして、外部でやきもきしていた我々以上に、現地アメリカの心ある人たちの安堵やいかばかりかと。

ここまで人を貶めることは過去にほとんどないことだったが、来年1月には前大統領となる人間の悪行が、しかるべく裁かれることを乞い願っている。

追記:そして11月が終わりに近づいても現大統領は敗北を認めず、悪あがきを続けているのだ。

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享話§武満徹―マイカテゴリー―現代音楽 [武満徹]

東京で暮らし始めた1973年の初夏、渋谷公園坂を上がったあたりで武満徹を見かけたことがある。同じ時期に目にした人には、かまやつひろしと俳優の天本英世がいて、3人が3人とも雰囲気ある強烈な個性の存在なのだった。

武満徹が作曲した音楽の実演を聴いたのは確か5度……NHK交響楽団の定期公演で『カトレーン』と『マージナリア』を、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルで『ガーデン・レイン(雨の庭)』を、そして水戸室内管弦楽団の演奏で『弦楽のためのレクイエム』を聴き、最後が1995年に京都コンサートホールでウィーンフィルの演奏で聴いた『ヴィジョンズ』というものだ。

これまでに書いたとおりで、現代音楽に耳が開かれているわけではないので武満の手になる音楽の1%すら理解できることはなく、不思議な響きの空間に“ぽつねん”といたに過ぎない。

辛うじて、評論家山根銀二が初演の時に「音楽以前」と評した『弦楽のためのレクイエム』のみが、我が耳にもしっくりきた記憶が残っている。

同時代の人間の手になる音楽を十全に聴き込むことができなかったのは、自分の力不足であることは歴然としているが、目の黒いうちに何か聴こえてくるものが少しでもあってくれればと思っているのだ。

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