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吟話§一日一句~スキー場の嘆き~ [俳句]

季語は・・・

ゲレンデにシュプール 雪は少なくて

【去年の今日】愉話§呑藝春秋[56]正月の日本酒

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顧話§ハイビジョンで1992年の東京を観る [東京]

こんな映像がYOUTUBEに上がっていたので紹介しておきたい。



『1992年の東京の日常風景』と題された、当時はまだ実用放送が始まってはいなかった時代に、ハイビジョンで撮影された東京の一日である。

時間的にはバブル崩壊から3年ほどが経過していて、そのあたりは服装を見れば一目でわかることだ。既に西新宿の高層ビル群はほとんどが完成しているが、初台のオペラシティは影も形もない。

映像を見ていて、今時と明確に違うことは“歩きタバコ”がはびこっていたことで、サラリーマンが歩いている場面では、タバコがお約束だったのだ。

無造作に喫っては無造作に路上に捨てておしまい……そうしたマナーの問題もタバコへの逆風が強くなった理由であることは間違いないところである。

今はといえば、東京都では間もなく禁煙条例が施行され、飲食店での喫煙ができなくなる。いまだに反発するところもあるが、一方ではオリンピックをあてにするという都合のよさでは、理解などが得られるはずもないだろう。

そしてそのことは、昨年秋に行われたラグビーワールドカップ日本大会でもしっかり刻み込まれたはずだと思ってはいるが、相変わらずのらりくらりとどっちつかずというの“日本という国”であることがよくわかるのである。

そうして、バブル崩壊以降30年近くが経過した今、世の中がよくなったような気がしないのはなぜだろうか。

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愉話§弦楽四重奏へ [クラシック]

その昔、まだまだクラシックを聴き始めて浅かった頃に眼にしたのが“弦楽四重奏こそが、クラシック音楽の究極の姿だ”といった趣旨の一文だった。

そこから50年……あっちへこっちへフラフラと、どっちつかずのまま単なるクラシック好きで人生を終わるのは間違いないところだが、ほんの少しだけ弦楽四重奏の音楽に親しみを持って終わりそうなのは、ちょっとうれしい。

ここ何年かの演奏会通いを眺めても、一年に数回は弦楽四重奏の演奏会に出かけていて、去年に至っては10回も聴きに行っていたのだ。

弦楽四重奏がどんなものか、自分自身の中で明確な答などはでていない……わかっているなどとは到底言えるものではない。

弦楽四重奏の聴き始めはモーツァルトのハイドン・セットで、有名どころの第17番『狩り』が発端だったが、モーツァルトの四重奏曲はなかなか演奏会で取り上げられる機会が少なくていたところ、気がついたらベートーヴェンを聴く羽目になってしまった。

それで、何となくベートーヴェンがおもしろくなって、機会を捉えて出かける回数が増えたということではなかっただろうか。

国内だけでなく、海外旅行をした折にも、スケジュールが合えば可能な限り聴きに行くようにしている。

そうなったのは、定年退職という事情とタイミングがあって、外来オペラや外来オーケストラの公演はチケット代が高額で手が出ず、それならばと弦楽四重奏に重点を移したのが大きな理由なのだ……我が家のお財布事情が、新たな地平を開拓したというのは大げさかも知れないが。

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