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吟話§一日一句~遅れずに来てくれて~ [俳句]

季語は・・・大寒

大寒の朝 坦々とバス定時

【去年の今日】週話§日曜諸相~寒さも底の時季~

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変話§款冬華~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の初候“款冬華(ふきのはなさく)”である。

二十四節気も最後の大寒となった。暦が巡って2月はじめには立春となり、太陽暦とは異なる新しい年が始まるのだ。

大寒の初候が“ふきのはなさく”と名づけられているのもまた、春への兆しがきっぱりしているという思いからであろう。

そして寒さが厳しくなるのは大寒からその先、立春以降が本格的な寒さだと我々は思っていて、それゆえに“春は名のみの”なる表現があるのである。

そして東京のこの日の日の出は6時48分、日没は16時58分で、夕方に明るさが戻ってきたようだ。

《七十二候のトピックス一覧》
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珈話§1杯のコーヒーから [コーヒー]

コーヒーは朝1杯というのが我が家の習慣のようなものである。もう20年以上同じコーヒー豆を商う店で炒りたての深煎り豆を買ってきて、それを毎朝同居人が挽いてくれたものをペーパードリップで落としてやるのだ。が……

……これが毎日同じ風味になってくれない。挽いた粉の粗さも似たようなもので、淹れ方も変わるわけではないのに、毎日味が変わる不思議。これでは喫茶店など開けないではないか。

とはいえ味らしきものはあるようなので、これをもってモーニングコーヒーの愉しみとなる。

そして我がコーヒー歴は大学3年の時に始まった。池袋東口のデパート上階の書店の奥に小洒落たフランス風があって、そこで“ギャルソン”のアルバイトをしていたのだ。

いかにもそれらしく、蝶タイに黒ベスト、そして白くて長い前掛けで働いていたのである。その店で出すコーヒーは当時でも珍しいエスプレッソマシーンで淹れたエスプレッソで、すっかりそれにはまってしまった。

時間が空いている時、アルバイトは自由にエスプレッソを飲むことができたので、味をしめてしまったのである。

おまけに、馬蹄型のバーカウンターの中でドリンク類を作って出していたのだが、それほど難しいこともなかったので開店前の生クリームのホイップとかレモンをスライスするとか簡単な仕込みに始まってドリンクの作り方まで覚えてしまったので、おもしろく仕事をさせてもらっていた。

今でも我がコーヒーの原点は、ギャルソン時代のエスプレッソなのである。

《コーヒーのトピックス一覧》
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