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顧話§ハイビジョンで1992年の東京を観る [東京]

こんな映像がYOUTUBEに上がっていたので紹介しておきたい。



『1992年の東京の日常風景』と題された、当時はまだ実用放送が始まってはいなかった時代に、ハイビジョンで撮影された東京の一日である。

時間的にはバブル崩壊から3年ほどが経過していて、そのあたりは服装を見れば一目でわかることだ。既に西新宿の高層ビル群はほとんどが完成しているが、初台のオペラシティは影も形もない。

映像を見ていて、今時と明確に違うことは“歩きタバコ”がはびこっていたことで、サラリーマンが歩いている場面では、タバコがお約束だったのだ。

無造作に喫っては無造作に路上に捨てておしまい……そうしたマナーの問題もタバコへの逆風が強くなった理由であることは間違いないところである。

今はといえば、東京都では間もなく禁煙条例が施行され、飲食店での喫煙ができなくなる。いまだに反発するところもあるが、一方ではオリンピックをあてにするという都合のよさでは、理解などが得られるはずもないだろう。

そしてそのことは、昨年秋に行われたラグビーワールドカップ日本大会でもしっかり刻み込まれたはずだと思ってはいるが、相変わらずのらりくらりとどっちつかずというの“日本という国”であることがよくわかるのである。

そうして、バブル崩壊以降30年近くが経過した今、世の中がよくなったような気がしないのはなぜだろうか。

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