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吟話§一日一句~何やらそんな気分~ [俳句]

季語は・・・冬日

吐く息の ほたほたと白 冬日かな

【去年の今日】溜話§ブログのエントリーは先行作成
タグ:冬日 俳句 日常
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顧話§今日の歴史~歌に生き、恋に生き~ [歴史]

1900年1月14日、プッチーニのオペラ『トスカ』がローマで初演。

あれもこれもと欲張っても、結局は中途半端どっちつかずになってしまうと心を決めて、イタリアオペラから手を引いたのは前世紀の終わり頃だったかなと思う。それ以降はドイツ・オペラにシフトしてしまった。

それまでの20年ほどで、プッチーニのオペラの実演に接したのは『マノン・レスコー』『ラ・ボエーム』『西部の娘』『トゥーランドット』の4作で、『トスカ』は一度も観ていない。観るチャンスがなかったわけではないが、何となく観そびれてしまったのである。

でまあ、時折だがプッチーニのオペラを耳にすることがあって、そんな時は例えば『ラ・ボエーム』の痛切に美しい音楽に心奪われてしまい、20年前に手を引いたことを時として後悔しそうになるのだ。

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滓話§天かすを語れ! [B級グルメ]

かつて、天かすについて何回かエントリーにまとめた記憶がある。移転して間もないSSブログでも、改めて天かすについて言及しておきたいと思った。

天かすの正式名称は何だろう……一般的な認識も個人的な認識も、どちらも似たようなもので“天かす”は、天麩羅を揚げた後にすくい取られた、正に天麩羅の残り滓であるのに対して“揚げ玉”は、天かすのように不揃いではなく、揚げ玉として作られる比較的形の揃った“製品”である。

味があるのは言うまでもなく天かすのほうで、様々な天種の味が天かすにも伝わっての味わいは圧倒的である。揚げ玉は二本も三本も抜けているものがあるようだ。それにしても“滓”という名称のほうがうまいものだとは。

天かすの真価は、まずもって“たぬき蕎麦”で発揮される。かけ蕎麦だけであったらシンプルな味しかしないのに、天かすを入れた瞬間、汁自体の味が多層化し、恐るべき旨味であることに驚くはずである。それは海老天蕎麦の類では味わえないと断言してもいい。様々な天種のエキスが天かすに紛れ込んでいるがゆえのことなのである。

酒の肴としての天かすだが“天かすおろし”をおすすめしたい。大根おろしの上に天かすをまぶしかけ、醤油と唐辛子でいただくのだが、これを揚げ玉でやろうとは思わない。絶対に天かすでなくてはならないのだ。

そして締めには“たぬき丼”がいいだろう。熱いご飯に海苔を敷いて天かすをまぶしのせ、卵の黄身を落としてもいい。そこに適当に醤油をかけ回す。留めは、味噌汁にちょっとだけ天かすを落としてやれば、最強と言えよう!

追記:いかんいかん、もう一つ忘れていた……キムチ鍋とか豆乳鍋をお椀に取り分けた上に天かすをちょっとかけるのは、実に危険な行為なのである。

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