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節話§一日一句~荒涼とした冬へ~ [俳句]

季語は・・・晩秋

山小屋は 閉じて晩秋 尾瀬無人

【去年の今日】街話§神保巷塵[80]神保町1丁目南北動静
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治話§尾瀬ヶ原のど真ん中で歯が・・・・・・ [尾瀬]

さても……10月上旬に尾瀬に行った初日のことである。上天気の下を鳩待峠から山ノ鼻、そして尾瀬ヶ原は中田代に入った、下の写真のあたりで事件は起きたのだった。

KEN03060.JPG

“行動食”として持ち歩いているチョコレートを口に入れ軽く噛んだら……奥歯の横が取れてしまったのである。別にチョコレートが固くて歯が折れてしまったのではなく、弱っていた歯が剥がれ取れてしまったようだ。

とりあえず、チョコレートの包み紙に歯を包み、何か物を食べる時は反対側で噛むように心がけた。

尾瀬から帰ってきた翌日、取るものもとりあえず近くで開業しているいつもの歯医者に行ったら、それまでは飛び込みでも診てもらえたのが、コロナのご時勢とて、予約を取らされたのである。

かくして週が明けた月曜日に改めて赴いて処置をしてもらったが、それにしても、いかなる理由で歯が欠け落ちたのか、歯そのものが経年でもろくなりつつあるということか。であるならば、どのようにそれを予防したらいいのか。

七十歳も近づき、何とかかんとか自前の歯で過ごしおおせてきたが、これをお迎えが来るまで維持したいものなのだが。

《尾瀬のトピックス一覧》
タグ:尾瀬 私事
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礼話§歌舞伎はおじぎ [歌舞伎]

我々は“そんなもの”だと思って、何も考えずに歌舞伎の舞台を観ているのだが、歌舞伎を眼にした海外の人たちにとって、間違いなく奇妙だと思われる動作に“おじぎ”がある。

少しでも気にして観ていれば、実に頻繁におじぎをしていることに気がつくのだ。それは時代物とか世話物とか、ジャンルとはまったく関係ないのだ。

日本人から見れば、そんな様子は当たり前の様子として片づけてしまうところだが、何の予備知識もなく一言も台詞が理解できないような状況に置かれた外国からのお客さんにとって、一番に眼が行くであろうと想像できるのは頻繁なおじぎではなかろうか。

それを眼にした彼らは「何をそんなに頻繁に挨拶ばかり繰り返すのだ?」と不思議に思うことは間違いなく、いい加減にしろと退屈を覚えるかもしれない。

最近は、海外旅行中におじぎをされることも珍しくはない。だが往々にして両手を合わせておじぎしてくるので、親しくなった人間に対しては“それは東南アジアあたりのやり方だ”と教えることにしていて、それはそれでいちいち面倒だったりしないでもない。

そうして、西洋の人間が日本式おじぎをこんなにもするのを見たのは、一昨年(2019年)のラグビワールドカップ日本大会でのことだった。

↓オーストラリア・ワラビーズのおじぎ
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最初はぎごちないと感じたが、次第次第に日本風になっていて、何ともありがたいことだった。

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