節話§一日一句～上着を羽織って～

季語は・・・そぞろ寒

草臥れて バス待つ老いや そぞろ寒

【去年の今日】週話§土曜恬淡～オペラは重い～

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時話§水始涸～七十二候～秋分

秋分の末候“水始涸(みずはじめてかる)”である。

そろそろエアコンもシーズンの終わりを迎える。掃除の自動運転をかけて、フィルターを水洗いして完了。

夫婦して温風が苦手なので、冬の間のエアコンは休みである。ゆえに稼働期間は、５か月くらいなものだろうか。

この先、11月下旬から12月はじめにかけてガスストーブを取り出すまでは、部屋を冷やしたり暖めたりする器具はなく、そういう意味では平穏と言ってもいい時期なのだ。

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週話§日曜粛々～秋は夕暮れ～

東京の今日の日没は17時23分。７月はじめからは一時間半も早くなっていることに驚かされる。

うっかりしていて、気がつけば外が暗くなりかかっていて、慌ててカーテンを閉めることも珍しくはない。11月下旬には、さらに一時間日没が早いということだ。

清少納言が書いたとおり“秋は夕暮れ”で、うら寂しい雰囲気が横溢しているのは当然のことだが、そんな寂寥感もカーテンを閉じれば、明るい灯火の下での夕餉で帳消しとなる。

センチメンタルだなあと思った、すぐその後には１杯のビールで和んでしまう単純な頭の構造の持ち主であると……我ながら。

そうして食卓に並ぶあれこれも、心身ともに温かくなるようなラインアップとなりつつあるのだ。

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