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節話§一日一句~ついフラフラと~ [俳句]

季語は・・・秋渇き

出汁の香や 足は蕎麦屋に 秋渇き

【去年の今日】週話§日曜恬淡~居酒屋―マイカテゴリー―~
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板話§十月大歌舞伎第一部~天竺徳兵衛~ [歌舞伎]

『天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)』“小平次外伝”なる鶴屋南北原作の怪談話。朝9時に家を出て、車での往復はコロナ対策でもあるのだ。

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初めて観る狂言だが、うまくまとまっていてストーリーもよくわかり、最後まで楽しめた。猿之助が小平次と女房おとわの二役を。小平次の留守中に、おとわとできてしまった馬士多九郎(巳之助)が二人して小平次を謀殺するが化けて出てきた小平次に成敗されるという。

殺された小平次が化けて出てくる仕掛けが、なかなかに楽しめるもので、時季外れの怪談ではあれど、早替わりと合わせ何とも手際のいい舞台である。

登場した中では、おとわの妹おまき(米吉)が、旅の武士にいきなり恋慕するあたりが妙におかしくて、傑作なサイドストーリーだった。

休憩後は舞踊『俄獅子』で、松也の鳶頭、新悟と笑也の芸者。ひととおりの踊りだが、色気に乏しくて、ただ単に“観ただけ”で終わり……13時前には終演となり、歌舞伎座近くで軽く昼飯を食べ、ちょっと買い物をした後は、車でそそくさと帰宅。あっけない歌舞伎座観劇だったのだ。

《歌舞伎のトピックス一覧》
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深話§尾瀬晩秋枯野彷徨[1]いきなり佳境 [尾瀬]

今日から5回シリーズで、先週の尾瀬行についてまとめようと思う。ルートは似たようなものだが、今回は鳩待峠と尾瀬ヶ原往復で、のんびりじっくり尾瀬ヶ原を歩き回ろうと考えたのだ……というのは表向きの理由で、前回、7月に入って段小屋坂で尾瀬沼に向かった時の、我が身の不甲斐なさにほとほと呆れ返って、今回は平らなところを歩くことにしたのだ。言ってみれば“リハビリ”みたいなものであると言えよう。

↓“尾瀬ヶ原入口”という看板があった
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朝7時ちょうどに家を出て高速道路をひたすら走り、登山口の戸倉に着いたのは10時前。何とか10時10分のシャトルバスに間に合って、鳩待峠には10時半過ぎ到着で、11時前には山ノ鼻に向かって下り始めた。

↓鳩待峠からの下りはヨセ沢で終わる
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下ること40分ほど、ヨセ沢を過ぎたあたりの木道で佇んでいる先客がいたので、どうしたのかと思ったら「おこじょがいるんです」と教えてくれた。彼は既に写真を撮って行ってしまったので、しばらく待ってみたら……現れたのだ。

↓幸運に恵まれておこじょ撮影成功!
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動きがすばしこいので撮影するのは大変だったが、何とか2カットと数秒の動画も撮ることができた。何というか、初日にいきなりのクライマックスがやって来て、後はオマケ……んなわけはないではないか。

12時過ぎ、山ノ鼻に着いたところでビジターセンターに赴き、目撃したと報告して撮った写真を見せると“おこじょ発見証明書”を発行してくれた。

↓おこじょ発見証明書ゲット!
img454 - コピー.jpg

尾瀬歴50年超にして、初めてのおこじょ遭遇体験だったのである。
                               [続く]

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