節話§一日一句～町家建つ通り～

季語は・・・秋風

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【去年の今日】過話§備忘録的な何か～2020年10月26日付～

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顧話§今日の歴史～享年六十一～

1979年10月26日、朴正煕が暗殺される。

これに先立つ５年前の1974年８月にも暗殺未遂事件があり、この時は朴正煕夫人の陸英修が殺害され、朴正煕は難を逃れていた。

朴は1961年に軍事クーデターを起こして実権を握り“漢江の奇跡”と呼ばれる経済成長を推進していったが、その一方で苛烈な言論弾圧を続けていき、そうした中には、東京のホテルグランドパレスから金大中を拉致するなど、政敵を遠ざけるためには他国の主権侵害も厭わないというなりふり構わずの行動をしていたのである。

ゆえに当然ながら彼をつけ狙う人間は後を絶たず、かくして朴正煕の命運はこの時に尽きるのだ。

享年六十一だったとは……彼が軍事クーデターを起こしたのは43歳の時なのだった。

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利話§洗濯機の水栓

もう15年以上前、浴室、トイレ、洗面所の大規模リフォームをした。自分た
ちにしてみれば、かなり気張ったリフォームをしたつもりである。

もちろん、リフォームの多くを既製品でまかなったわけだが、その中に、自
分的になかなかいいセレクトをしたものがあった。それが洗濯機の水栓で、
ただ単に普通の蛇口とはひと味違う物を取り入れたのだ。

写真がその水栓で、どういうものかというと選択中に何かのはずみでホース
が外れてしまうようなことがあっても、バネの働きらしきもので即座に水が
止まるようになっていて、それは“危機管理”としても設置してよかったと
思ったのである。

もちろん幸いにして、ストッパーが作動するような事態が生じることはこれ
までなかったし、この先もないと思いたい。

どうしてそんな水栓があると知ったのか、今になっては思い出すことができ
ずだが、おそらく各種カタログを漁っていた時に眼に留まったと思われる。

リフォームをしていてわかったことは、そうした小物選び一つを取っても、
施工主が考える範囲が広く、もちろんリフォーム業者にお任せでも構わない
けれど、そうしたらそうしたで思い通りな仕上がりにならないことを覚悟し
なくてはならない。

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