告話§ビッグイシュー417号発売中! [ビッグイシュー]
ビッグイシュー417号は10月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。デヴィッド・ボウイが表紙。
特集 土と微生物と
「水の惑星」地球は「土の惑星」でもあります。土があるからこそ地球は命を育む星になりました。
地球上の12種類の土を探し求め研究してきた藤井一至さん(森林総合研究所)は、食卓の食べ物の95%が土に由来すると言います。たとえば「朝食は“チェルノーゼム”で育てた小麦パンに、北欧の“ポドゾル”でとれたブルーベリー・ジャム。お昼はアジア熱帯雨林と“強風化赤黄色土”が育む香辛料(ウコン)を使ったカレーライスと“黒ぼく土”でとれた野菜サラダ……」というように。
一方、土の中には植物の生育を助け、医療薬ともなる無数の微生物が棲んでいます。土壌微生物研究者の染谷孝さん(佐賀大学名誉教授)は「蛍光顕微鏡で観察できるようになって、土壌1g中に100億個もの細菌の存在が判明。しかし、その99%は未知」だと言います。
枝元なほみさんからは“土と微生物”についてのエッセイと料理が届きました。
表紙&スペシャルインタビュー デヴィッド・ボウイ
リレーインタビュー TAIGA(お笑い芸人)
[国際記事]
ドイツ、元路上生活者、無料シャワー付きバスを走らせる
米国、コロナ禍で銃の売上急増、600万人の母親たちの願い
[国内記事]
その時、存在するものすべてを描く「都市鳥瞰図」
[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
アホダノミクスもまた厳しく要監視
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット
ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
就活に前向きになれません☆一口のりまき&秋のお味噌汁☆
池内了の市民科学メガネ 「うまいものは別腹」って本当?
販売者に会いにゆく カナダ『メガフォン』販売者ピーター・トンプソン
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
特集 土と微生物と
「水の惑星」地球は「土の惑星」でもあります。土があるからこそ地球は命を育む星になりました。
地球上の12種類の土を探し求め研究してきた藤井一至さん(森林総合研究所)は、食卓の食べ物の95%が土に由来すると言います。たとえば「朝食は“チェルノーゼム”で育てた小麦パンに、北欧の“ポドゾル”でとれたブルーベリー・ジャム。お昼はアジア熱帯雨林と“強風化赤黄色土”が育む香辛料(ウコン)を使ったカレーライスと“黒ぼく土”でとれた野菜サラダ……」というように。
一方、土の中には植物の生育を助け、医療薬ともなる無数の微生物が棲んでいます。土壌微生物研究者の染谷孝さん(佐賀大学名誉教授)は「蛍光顕微鏡で観察できるようになって、土壌1g中に100億個もの細菌の存在が判明。しかし、その99%は未知」だと言います。
枝元なほみさんからは“土と微生物”についてのエッセイと料理が届きました。
表紙&スペシャルインタビュー デヴィッド・ボウイ
リレーインタビュー TAIGA(お笑い芸人)
[国際記事]
ドイツ、元路上生活者、無料シャワー付きバスを走らせる
米国、コロナ禍で銃の売上急増、600万人の母親たちの願い
[国内記事]
その時、存在するものすべてを描く「都市鳥瞰図」
[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
アホダノミクスもまた厳しく要監視
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット
ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
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池内了の市民科学メガネ 「うまいものは別腹」って本当?
販売者に会いにゆく カナダ『メガフォン』販売者ピーター・トンプソン
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
深話§尾瀬晩秋枯野彷徨[5]鳩待峠に向けて [尾瀬]
[承前]
あっという間に三日目となり、この日は尾瀬ヶ原を横断して鳩待峠まで戻るだけ。ガスがちの朝とて、燧も至仏も姿が見えない。
↓晴れてほしいと思うのは人情ですが……
6時からの朝食を済ませ、朝のコーヒーをいただいて、6時半過ぎには龍宮小屋を出立。ガスの隙間から朝の光が差し込んできたところを何枚かカメラに収める。
↓シンプルだがうまい龍宮小屋の朝食
↓光と陰のハーモニー
↓龍宮小屋もまた来年
徐々に晴れてきたようだが、なかなか燧も至仏も全容を現わそうとしてくれない。山ノ鼻から中田代に来るのと、その逆では見える風景も違ってきて、やっぱりのんびりと歩いてしまう。
↓ワレモコウが残っていた
7時を過ぎる頃から少しずつ人とすれ違うようになってきた。平日ではあるが静かな秋の尾瀬を楽しむ人も少なくないと感じた。牛首分岐のベンチではゆったりとコーヒーを淹れている人もいて、思い思いに楽しんでいるのだ。
↓竜宮尻を通り過ぎていく人一人
↓いい構図だったので声を掛けて撮らせてもらいました
イモリ(?)や鴨などの姿を見かけてシャッターを切り、残念ながら波立っている逆さ燧の池塘の写真も忘れず……そうこうしているうち、山ノ鼻に到着した。龍宮小屋から所要2時間10分というのんびり歩き。
↓イモリかな?
↓餌を漁る鴨ファミリー
山ノ鼻から最終コースの鳩待峠に向かったのは9時前のこと。そこそこ急な登りが始まるヨセ沢まで約50分。ヨセ沢から鳩待峠までの所要はおよそ45分と、あーら不思議……ほぼコースタイムで歩けてしまったのは奇跡だろう。
↓あっさりと山ノ鼻を通過
↓ヨセ沢からの最後の登りにかかる
↓鳩待峠到着。薄っすらと建物が見えて
11時10分発のシャトルバスで戸倉へ。車をピックアップして帰宅したのは、14時半頃のことだった。これで今年2度目の尾瀬行も無事に終了である。
[了]
《尾瀬のトピックス一覧》
あっという間に三日目となり、この日は尾瀬ヶ原を横断して鳩待峠まで戻るだけ。ガスがちの朝とて、燧も至仏も姿が見えない。
↓晴れてほしいと思うのは人情ですが……
6時からの朝食を済ませ、朝のコーヒーをいただいて、6時半過ぎには龍宮小屋を出立。ガスの隙間から朝の光が差し込んできたところを何枚かカメラに収める。
↓シンプルだがうまい龍宮小屋の朝食
↓光と陰のハーモニー
↓龍宮小屋もまた来年
徐々に晴れてきたようだが、なかなか燧も至仏も全容を現わそうとしてくれない。山ノ鼻から中田代に来るのと、その逆では見える風景も違ってきて、やっぱりのんびりと歩いてしまう。
↓ワレモコウが残っていた
7時を過ぎる頃から少しずつ人とすれ違うようになってきた。平日ではあるが静かな秋の尾瀬を楽しむ人も少なくないと感じた。牛首分岐のベンチではゆったりとコーヒーを淹れている人もいて、思い思いに楽しんでいるのだ。
↓竜宮尻を通り過ぎていく人一人
↓いい構図だったので声を掛けて撮らせてもらいました
イモリ(?)や鴨などの姿を見かけてシャッターを切り、残念ながら波立っている逆さ燧の池塘の写真も忘れず……そうこうしているうち、山ノ鼻に到着した。龍宮小屋から所要2時間10分というのんびり歩き。
↓イモリかな?
↓餌を漁る鴨ファミリー
山ノ鼻から最終コースの鳩待峠に向かったのは9時前のこと。そこそこ急な登りが始まるヨセ沢まで約50分。ヨセ沢から鳩待峠までの所要はおよそ45分と、あーら不思議……ほぼコースタイムで歩けてしまったのは奇跡だろう。
↓あっさりと山ノ鼻を通過
↓ヨセ沢からの最後の登りにかかる
↓鳩待峠到着。薄っすらと建物が見えて
11時10分発のシャトルバスで戸倉へ。車をピックアップして帰宅したのは、14時半頃のことだった。これで今年2度目の尾瀬行も無事に終了である。
[了]
《尾瀬のトピックス一覧》