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深話§尾瀬晩秋枯野彷徨[5]鳩待峠に向けて [尾瀬]

[承前]

あっという間に三日目となり、この日は尾瀬ヶ原を横断して鳩待峠まで戻るだけ。ガスがちの朝とて、燧も至仏も姿が見えない。

↓晴れてほしいと思うのは人情ですが……
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6時からの朝食を済ませ、朝のコーヒーをいただいて、6時半過ぎには龍宮小屋を出立。ガスの隙間から朝の光が差し込んできたところを何枚かカメラに収める。

↓シンプルだがうまい龍宮小屋の朝食
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↓光と陰のハーモニー
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↓龍宮小屋もまた来年
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徐々に晴れてきたようだが、なかなか燧も至仏も全容を現わそうとしてくれない。山ノ鼻から中田代に来るのと、その逆では見える風景も違ってきて、やっぱりのんびりと歩いてしまう。

↓ワレモコウが残っていた
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7時を過ぎる頃から少しずつ人とすれ違うようになってきた。平日ではあるが静かな秋の尾瀬を楽しむ人も少なくないと感じた。牛首分岐のベンチではゆったりとコーヒーを淹れている人もいて、思い思いに楽しんでいるのだ。

↓竜宮尻を通り過ぎていく人一人
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↓いい構図だったので声を掛けて撮らせてもらいました
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イモリ(?)や鴨などの姿を見かけてシャッターを切り、残念ながら波立っている逆さ燧の池塘の写真も忘れず……そうこうしているうち、山ノ鼻に到着した。龍宮小屋から所要2時間10分というのんびり歩き。

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↓イモリかな?
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↓餌を漁る鴨ファミリー
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山ノ鼻から最終コースの鳩待峠に向かったのは9時前のこと。そこそこ急な登りが始まるヨセ沢まで約50分。ヨセ沢から鳩待峠までの所要はおよそ45分と、あーら不思議……ほぼコースタイムで歩けてしまったのは奇跡だろう。

↓あっさりと山ノ鼻を通過
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↓ヨセ沢からの最後の登りにかかる
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↓鳩待峠到着。薄っすらと建物が見えて
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11時10分発のシャトルバスで戸倉へ。車をピックアップして帰宅したのは、14時半頃のことだった。これで今年2度目の尾瀬行も無事に終了である。
                                [了]

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