演話§オーケストラ―マイカテゴリー― [オーケストラ]
“マイカテゴリー活用”のシリーズ……“オーケストラ”について書く。
初めてオーケストラを聴いた話は少し前に書いたことなので、ここで書くのはオーケストラを聴いてきての感慨のようなもの。
海外のオーケストラを聴いた最初は、1977年のカール・ベーム指揮ウィーンフィルで、ベートーヴェンの田園交響曲と第五交響曲だった。田園交響曲の第2楽章で弦楽器が全奏するところの音色の厚みに、客席で鳥肌が立ったような気がしていた。40年以上前の日本のオーケストラはまだまだ力不足と感じることがあり、ウィーンフィルが内在している力を思い知ったのである。
その次が1979年のカラヤン指揮ベルリンフィルだった。プログラムはドヴォルザークの交響曲第8番と展覧会の絵。凄まじかったのはドヴォルザーク。ベルリンフィルの性能をまざまざと体感できたようだ。ダイナミックレンジの広さとパワフルかつ繊細な表現……その時いFMで放送された録音が手元に残っているが、何とも見事だった。
そうして旅先でも様々なオーケストラを聴く機会に恵まれた。そんな中でもアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とバイエルン放送交響楽団と、もう一つ加えるならシュターツカペレ・ドレスデンの3つのオーケストラはそれぞれが際立った特徴を持ち合わせていて、耳の至福と言えるだろう……だからといって、目隠しをしてこれらのオーケストラを聴かされたとしても“これはこれ!”と当てることなどはできそうにないが。
《オーケストラのトピックス一覧》
初めてオーケストラを聴いた話は少し前に書いたことなので、ここで書くのはオーケストラを聴いてきての感慨のようなもの。
海外のオーケストラを聴いた最初は、1977年のカール・ベーム指揮ウィーンフィルで、ベートーヴェンの田園交響曲と第五交響曲だった。田園交響曲の第2楽章で弦楽器が全奏するところの音色の厚みに、客席で鳥肌が立ったような気がしていた。40年以上前の日本のオーケストラはまだまだ力不足と感じることがあり、ウィーンフィルが内在している力を思い知ったのである。
その次が1979年のカラヤン指揮ベルリンフィルだった。プログラムはドヴォルザークの交響曲第8番と展覧会の絵。凄まじかったのはドヴォルザーク。ベルリンフィルの性能をまざまざと体感できたようだ。ダイナミックレンジの広さとパワフルかつ繊細な表現……その時いFMで放送された録音が手元に残っているが、何とも見事だった。
そうして旅先でも様々なオーケストラを聴く機会に恵まれた。そんな中でもアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とバイエルン放送交響楽団と、もう一つ加えるならシュターツカペレ・ドレスデンの3つのオーケストラはそれぞれが際立った特徴を持ち合わせていて、耳の至福と言えるだろう……だからといって、目隠しをしてこれらのオーケストラを聴かされたとしても“これはこれ!”と当てることなどはできそうにないが。
《オーケストラのトピックス一覧》
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