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愉話§一日一句~部屋は暖まりつつあれど~ [俳句]

季語は・・・(かじか)

明けきらず さてと悴む 朝は五時

【去年の今日】告話§昔、居酒屋タクシーなるものが
タグ:俳句 悴み
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異話§水沢腹堅~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の次候“水沢腹堅(さわみずこおりつめる)”である。

日没は先月中旬過ぎから遅くなり、日の出は2週間前から早くなってきている。

とはいえ、何度も書いているようにこの時期こそ寒さの底にあって、これはもう、あと一か月半くらいの辛抱が必要だ。

そして考えれば、2か月ほどで桜が開花する。去年、桜が散った時、桜が咲くのは一年近く先のことだと思ったりもしたが、年が明ければあっという間に桜の季節がやって来てくれる。

まあ……今頃になると、そんな“春への憧れ”のようなものをぐだぐだと書き連ねていって、寒さはもういいからポカポカ陽気が欲しいとなってしまうのは毎年のことだ。

今の時期と真逆が、暑さの真っ盛りとなり、これはこれで早く涼しい風一つでも吹いてほしいと、まあそれが人間風情の雑念というものである。

《七十二候のトピックス一覧》
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過話§上京五十年~東京を歩いた~ [東京]

交通費の節約とかそんな理由もあって、東京で暮らし始めた頃は、あちこち頻繁に歩き回っていた。

予備校の入校式が九段の武道館で行われた時は、たまたま鉄道のストライキが行われていたので、代々木の下宿から新宿通りを武道館まで歩いていったのだ。

当時は国鉄だった中央総武線の線路沿いに秋葉原から代々木まで歩いたり、銀座から皇居の西側を青山通りから渋谷まで行ってみた……ああ、若いってすばらしいの一言しかない。

そんなことをせっせとやっていたおかげで、一部分ではあるけれど、東京の地理の様子を一年足らずの間に把握することができたのである。さすがに、タクシーの運転手になるには力不足だろうが、歩いたことのない場所でも、知った道と繋げてリンクさせることもできる。

歩くことを厭わなかったからこその蓄積が、今だに役に立ってくれている、元々が地図好きでもあったりしたことが、東京という街への好奇心も加わって、地理を把握していく原動力になってくれたということだ。

《東京のトピックス一覧》
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