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愉話§一日一句~寒々しさ一際~ [俳句]

季語は・・・大寒

大寒の 黄昏どきの 無縁墓

【去年の今日】急話§待っている荷物は来ない
タグ:俳句 大寒
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異話§款冬華~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の初候“款冬華(ふきのはなさく)”である。

“ふきのはなさく”……花が咲くとくれば春近しということかと思えども、大寒の節気とて、今まさに厳冬の時ではないか。

期待半分にしても、蕗の花でも咲いてくれれば、せめても春を思わせてくれるのではないか……ずいぶんとはかない話ではある。

そうは言っても、日没は日に日に遅くなっていっているし、日の出も先週から早まってきている。厳冬の中にも春が近づいてきた標(しるし)のようなものは、ほのかに姿を現しているのだ。

厳しい寒さも2月一杯なのだと思い定めて、この一か月半ほどを乗り切ろうと考えている。

《七十二候のトピックス一覧》
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嗜話§クラシックの大好物~ピアノ編~ [ピアノ]

[承前]

バッハ:15のインヴェンションなど
モーツァルト:ソナタいくつか
ベートーヴェン:同じく
シューベルト:同じく
ショパン:24の前奏曲集など
ドビュッシー:映像Ⅰ・Ⅱ、前奏曲集第1巻

ピアノが弾けたらなあとは、数多ある人生の中の後悔の一つで、何度か挑戦を試みたものの、バッハのインヴェンション第1番は、右手から左手が入るところで、手も足も出なかったのだ。

なので、もっぱら聴くばかり。バッハは、インヴェンション以外にも、イタリア協奏曲とかゴールドベルク変奏曲とか。

そしてモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのソナタ。ショパンはよく聴くけれど、なぜか理由はわからないが、リストはまったく耳に入ってくれないままに今日まで来てしまった。

ショパンだって十分にヴィルトゥオーゾなのだが、リストのそれは好みとは言えず。

そしてドビュッシーのピアノである。これはもう一番の大好物ではないか。最初に聴いた映像や前奏曲集を弾いていたのがアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリだったからかどうか、すっかりはまり込んでしまったのだ。

とりわけ映像の精妙さには、我が鈍い感受性の厚い扉がこじ開けられた気がしたのである。
                               [続く]

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