SSブログ

暇話§一日一句~風呂に出たり入ったり~ [俳句]

季語は・・・山眠る

山眠る 長逗留の 湯治宿

【去年の今日】辛話§歌舞伎の行く末
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

過話§備忘録的な何か~2022年12月23日付~ [備忘録]

12月15日……去年はコロナ禍という事情もあってパスしてしまった、キッチンと浴室のクリーニングをしに来てもらった。シロッコファンもおそらくは油だらけではなかっただろうか。

そして浴室も、クリーニングが終われば見違えるような世界となっていた。素人では限度があるので、年に一度でもやってもらえれば、ありがたいほどきれいになってくれるのだ。

欲を言えば半年に一度とかしてもらえればいいのだが、さすがにそこまでの予算はない。できるだけクリーニングされた状態をキープしたいとは思うものの、次第次第に自分たちの手が届かなくなっていってしまう……そうしてまた一年後を待つのである。

12月19日……懸案だったガス給湯器の交換作業が行われた。

前に書いたように、交換された古い給湯器は2005年2月頃に新調したので、気がつけば17年が経ち、年明けまで持ち越せば18年が経過してしまうのだ。

さすがにいつお迎えがきてもおかしくはない状況になっていることだろうと考えて、業者に問い合わせてみれば、品不足は解消されつつあり、特殊な製品は品不足状態が続いているが、定番製品であれば問題はない。

とのことで、年内には交換できると返事があって、この日の工事となった。朝9時に職人さんが到着。実に手際よく作業を進めて2時間で完了した。

それでどうなったかというと、特に沸し直しの追い焚きが、これまで35分ほどを要したのが、同じ温度になるのに25分足らずで沸き上がり、古い給湯器の性能が明らかに低下していたのだ。

《日常のトピックス一覧》
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

蕪話§ベートーヴェンの第九交響曲 [クラシック]

ベートーヴェンの交響曲第9番を初めて聴いたのはいつのことだったか。

第4楽章の、誰でも知っている主題のメロディーは小学生の時には聴いていたと思うが、全曲を聴いたのは中学生になってからだったのは間違いない。

最初に聴こうと試みたのは、ラジオで放送されていたクラシックの深夜番組で、それじゃあ一度聴いてみようと、布団の中でイヤホンを耳に聴き始めたが、いつまで経ってもあのメロディーが流れてこず、しびれを切らしたのと眠かったのとで、あっさり寝てしまった。

その後、テレビで放送された時に録音して聴くようになり、第4楽章にたどり着くまで40分はかかると判明したが、聴き出せば3楽章までもおもしろく聴けるようになっていたのだ。

……という長い前置きから本編に入るが、ベートーヴェンは自分自身最後となった交響曲を、かくも奇怪なものにしたのだろうかと思う。長大な1楽章からして、それまでの8つの交響曲からは想像もできないグロテスクな作品になっている。

そして何とも俗的な発想に基づいて第4楽章が設定されたのは、いかなる目論見があってのことなのだろうか。第1楽章から3楽章までを全否定して、歓喜の歌に勝利をもたらす。さらに言えば、途中に行進曲らしきものが登場したり、その先には壮大なフーガが待ち構えている……若い柔軟な時の頭で聴いていたから何とも感じなかったが、今初めて聴いたら、訳がわからない終楽章に頭を抱えたのではないだろうか。

音楽のディテールはともかく、最初から最後まで音の流れが頭の中に詰め込まれている交響曲の一つではある。

《クラシックのトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog