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暇話§一日一句~兄は我慢~ [俳句]

季語は・・・冬苺

冬苺 最後一つは 弟に

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暦話§壁掛けカレンダーの生活臭 [日常]

我が家の壁にカレンダーの類はぶら下がっていない。夫婦それぞれのデスクに卓上カレンダーを置いて、スケジュールを書き込むようになっている。

定年退職した年金生活者ではあれど、何だかんだと予定らしきものは入ってくるので、カレンダーに記入しておかねばならない。

要は、そのカレンダーを壁に掛けるのか卓上カレンダーでデスクに置くのかという選択だが、我が家はデスクに置くことを選んだのである。

カレンダーを壁に掛けた瞬間、その周囲は見事に下世話な生活臭が漂うようになってしまう。それ以外の設えがどんなにセンスを感じさせるものであっても、吊るされたカレンダーがすべてを台無しにしてしまう。もちろん、必要な存在であるのは承知しているが、そのあたりをどう塩梅つけていくかも考える必要はあると思うのだが。

“常設展示中”のエントリーで書いたように、我が家は居室から廊下、玄関ホールまで、額装した版画類が飾られていて、手前味噌ながらよくぞここまでと自画自賛しているのだが、そんな空間に壁掛けカレンダーが吊るされていたら、どんな空気になるのだろうか。

以前、何かのテレビ番組で、なかなかな設え自慢のお宅の様子が放送されていた時、そこまでセンスよく作り込んだのに、なぜに壁掛けカレンダーがそこにあるのだと、画面に向かって問いかけたのだった。

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演話§十八代目勘三郎没後十年 [歌舞伎]

十八代目中村勘三郎が没して今年で10年……あっという間だったという気がしてならない。彼は一歳年下だから今年で67歳。生きていればまさに役者盛りと言える年齢になっていたはずだ。

同世代としては、20年以上は楽しませてくれると思っていたのに。

歌舞伎の先端を突っ走り続けていた勘三郎だが、六十代に入ったらきちんと古典をやっていくと決めていたと聞いた。そこまでの冒険を簡単にやめるとは思えないのだが、彼は彼なりの考えがあって自分の行く末を見定めていたことは間違いない。

だが本人にも周囲にも不本意な、六十代を直前にしての死は、毎度ながら、悔やんでも悔やみきれない痛恨事だったのである。

そして今日はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの命日でもある。1791年に死んだモーツァルト……231年が過ぎていた。

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