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暇話§一日一句~陽は射し込まず~ [俳句]

季語は・・・日の短か

暗がりへ 路地裏もはや 日の短か

【去年の今日】稼話§尾瀬の山小屋で働いたこと
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過話§閉塞成冬~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の初候“閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)”である。

今年も残すところ3週間ちょっとですね。

そろそろ本腰を入れて年賀状の挨拶分のデザインを作らなくてはならない、そんな時期にもなってしまった。

来たる年に向けてどんどん待ったなし状態に追い込まれていく。そんなことはないのだが、何というか背中を押されているような感じもするようになって、それは宮仕え時代にはより顕著に感じられはしたけれど、かつてほど強く押されているという感じではない。

結局、日本人にとっての年末十二月は、ケリをつけるという意識が強い区切りの時期なのである。

《七十二候のトピックス一覧》
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懇話§オペラの字幕 [オペラ]

外来歌劇場などの引っ越し公演で字幕スーパーが出るようになったのは、いつ頃からだったのか、はっきりした記憶はないが、ここ30年くらいのことだろうと思われる。

字幕スーパーがありがたいのは言うまでもないことで、舞台上で行われている劇進行理解の大きな助けになっているのは言うまでもない。

もちろん、字幕ばかり見ていて舞台を見ないなどとは論外だが、字幕があるおかげでオペラの中身の理解度が飛躍的に上がったのは感謝感謝である。

本来であれば予習するのに、録音を聴きながら対訳にしっかり目を通してというところまでやっておくべきところだが、時間がないとか、色々と言い訳をしてサボってしまうことのほう多い……決して字幕スーパーありき前提ではないぞよ。

限られた字数の中で、翻訳者は悪戦苦闘しながら訳出作業を進めていくのだろうが、読んでいく側からすると、時として画数の多い漢字が使われて、しかも難読系漢字ゆえに、意味を考えることに時間を取られることがなきにしもあらずだったりするのは一考を要する。

最後、これはちょっとなあという翻訳を思い出したので紹介しておきたい。いつぞやの東京・春・音楽祭のワーグナー・シリーズで『タンホイザー』の演奏会形式の時、第2幕冒頭でエリーザベトが歌う『殿堂に挨拶を』の歌い始めの字幕が「殿堂さん、こんにちは!」とあって、客席でのけぞりながら「島倉千代子じゃねーよ!」と毒づいたのだった。

《オペラのトピックス一覧》
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