時話§蛙始鳴~七十二候~立夏 [七十二候]
立夏の初候“蛙始鳴(かえるはじめてなく)”である。
……夏が立ったようです。
言うまでもなく、今日から俳句の季語は夏となる。世間の様子も、初夏とはいえど、皮膚感覚は何となくまだ春を引きずっているようで、頭の中が切り替わってくれていない。
結婚して最初に住んだマンションの向かいは、3年後くらいにマンションが立つ予定になっていた広い空き地で、雨が降って水溜まりができると、蛙がにぎやかに鳴き始めて、ちょっとした雰囲気を感じさせてくれたが、工事が始まったら蛙が鳴くこともなくなって、物足りなくなってしまった。
今の我が家の近くに、大きな水溜まりの類はない。夜、静かになったところで聞こえてくるのは、飼い犬の鳴き声くらいで、コロナ禍となったこの一年というもの、21時を過ぎて外を歩く人も見かけることはなく、いささかな寂れ感を感じてしまう。
《七十二候のトピックス一覧》
……夏が立ったようです。
言うまでもなく、今日から俳句の季語は夏となる。世間の様子も、初夏とはいえど、皮膚感覚は何となくまだ春を引きずっているようで、頭の中が切り替わってくれていない。
結婚して最初に住んだマンションの向かいは、3年後くらいにマンションが立つ予定になっていた広い空き地で、雨が降って水溜まりができると、蛙がにぎやかに鳴き始めて、ちょっとした雰囲気を感じさせてくれたが、工事が始まったら蛙が鳴くこともなくなって、物足りなくなってしまった。
今の我が家の近くに、大きな水溜まりの類はない。夜、静かになったところで聞こえてくるのは、飼い犬の鳴き声くらいで、コロナ禍となったこの一年というもの、21時を過ぎて外を歩く人も見かけることはなく、いささかな寂れ感を感じてしまう。
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