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吟話§一日一句~陽のあるうちに入浴す~ [俳句]

季語は・・・日の盛り

早風呂を 出でて麦茶や 日の盛り

【去年の今日】週話§日曜諸相~N響の定期演奏会~
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過話§備忘録的な何か~2020年7月28日付~ [備忘録]

7月15日……もうこのところ、60歳になったくらいの頃から、夜中に一度はトイレに行くようになってしまった。老化現象の一環である。

この日も、夜明け前のまだ暗い頃に眼覚めてトイレに行こうとしたら、妙に右肩が凝っていた。今年になって、10日に一度くらいの頻度で、朝起きたら肩のあたりが鬱血することがあるのだが、夜中寝ている間に肩が凝るというのは経験したことがなかった。

やはりというか、身体のあちらこちらで老化現象が声を上げてきつつあり、頻繁に起こるようになった肩凝りもまた、年寄りへと向かうワンステップということであろう。

トイレから戻ってベッドに横になっても、肩凝りは続いていて、寝る角度を仰向けにしたり、横になったり、俯せになったりと変えてみたが、なかなかうまくいかず……と思っているうちに二度寝へと入ってくれたのだが、先々も夜中に起こるのかと思ったら、ちょっと鬱陶しいものがある。

同じ日、用事があって最寄駅に行ったら、梅雨空の下をアブラゼミの鳴き声が聴こえてきたような気がした。我が家周辺ではまだ聴いてはいない。

KEN00146.JPG

姿は見ていないので、本当にアブラゼミだったのかどうか……自信はない。

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懐話§昭和四十年代~銭湯通い~ [昭和]

[承前]

実家に内風呂はなかった。なので、生まれてから20年以上は銭湯のお世話になっていた。そして昭和四十年代、小学校高学年頃からは一人で入るようになった。

まだ明るい夕方、早々と一番風呂に入りに行くのだが、客はまだ一人か二人くらいなもので、町内商店街の隠居の爺さんとかがのんびり風呂に浸かっているのだ。

小学校高学年にとっても、銭湯は“遊び場”みたいなもので、浴槽を出たり入ったり、タオルに石鹸をこすりつけ、石鹸箱に被せて息を吹き込んで泡を盛り立ててみたり、他愛のないことをやっていたのである。

銭湯に行く頃合いが、ちょうど大相撲の中継が始まっていて、番台の上に置かれたラジオから国技館の五月場所や、7月の名古屋場所が放送されていて風呂上がりにひとしきり聴くのだった。

その頃からだったか、脱衣所の端っこに牛乳などが入った冷蔵ショーケースが設置されて、風呂上がりの大人がフルーツ牛乳を飲んでいたのだが、飲みたい盛りの子どもは金のありようはずもなく、ぐっと我慢の帰宅後に台所の冷えた麦茶を飲むのがせいぜいなのだ。
                               [続く]

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