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吟話§一日一句~人類の迷走~ [俳句]

季語は・・・雲の峰

冷ややかに 人の憂き世や 雲の峰

【去年の今日】徨話§ベルリンとアルプス[14]お招ばれ
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呟話§一言つぶやき~批評力と批判力~ [つぶやき]

観察力に乏しいせいかどうかはわからないが、批評力と批判力といった……

……類についても乏しいものがあるのは、サッカーのJリーグにせよプロ野球にせよ、贔屓チームを作れないというあたりに象徴されているような気がして、つまりは彼らを観察分析する眼がなく、自分の好みチームを決めきれないまま、漫然とゲームを眺めているのは、やはりそこに確固たる価値観が存在していないがゆえのことなのであろう。

《つぶやきのトピックス一覧》
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泥話§湿原を流れる川 [尾瀬]

ドイツやオーストリアを旅行している時、おやっという風景に出合った……下の写真がそれである。

IMG_2354.JPG

オーストリア・アルプス端っこの山間にある牧草地だが、地名を見ると苔というドイツ語の“Moos”が頻繁に登場してきて、かつては湿地帯ではないかと想像できるのだ。

そうして、草地の中を流れる小川を見やれば、尾瀬ヶ原を流れる川と寸分違わぬ流れを見つけることができる。下の写真が尾瀬ヶ原のそれである。

DSC03773.JPG

こうした自然そのままの流れだが、かつてはどこにでも存在していたはずだけれど、暴れられたら困るので、洪水を起こさぬようにと人間の手で河岸を加工してしまった。石を積んだり、コンクリートで用水のごとくにしたり、周辺状況を考えればやむを得ない治水対策として容認するしかない。

そんな中、ドイツで見た風景はというと森林や草原を流れる手つかずの小川がいくつも流れていて、雪解けや雨の時期に意図して溢れさせてしまうものだった。民家などへの被害がないように溢れさせることで、牧草地などへと養分を供給しているのである。平地の多いドイツあたりならではである。

源流から河口までの角度が急峻な日本では、そのような自然に任せたコントロールなどできようはずもなかったのだ。

《尾瀬のトピックス一覧》
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