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暦話§壁掛けカレンダーの生活臭 [日常]

我が家の壁にカレンダーの類はぶら下がっていない。夫婦それぞれのデスクに卓上カレンダーを置いて、スケジュールを書き込むようになっている。

定年退職した年金生活者ではあれど、何だかんだと予定らしきものは入ってくるので、カレンダーに記入しておかねばならない。

要は、そのカレンダーを壁に掛けるのか卓上カレンダーでデスクに置くのかという選択だが、我が家はデスクに置くことを選んだのである。

カレンダーを壁に掛けた瞬間、その周囲は見事に下世話な生活臭が漂うようになってしまう。それ以外の設えがどんなにセンスを感じさせるものであっても、吊るされたカレンダーがすべてを台無しにしてしまう。もちろん、必要な存在であるのは承知しているが、そのあたりをどう塩梅つけていくかも考える必要はあると思うのだが。

“常設展示中”のエントリーで書いたように、我が家は居室から廊下、玄関ホールまで、額装した版画類が飾られていて、手前味噌ながらよくぞここまでと自画自賛しているのだが、そんな空間に壁掛けカレンダーが吊るされていたら、どんな空気になるのだろうか。

以前、何かのテレビ番組で、なかなかな設え自慢のお宅の様子が放送されていた時、そこまでセンスよく作り込んだのに、なぜに壁掛けカレンダーがそこにあるのだと、画面に向かって問いかけたのだった。

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