才話§絵を描くのはからっきし・・・・・・ [私事]
あまりにもな黒歴史なのでがっちりと封印しているつもりだが、ふとしたはずみに、忌まわしい記憶が蘇ってきてしまう。それは何かと問われれば……
絵を描くのが下手
……なのだ。大雑把なデッサン程度で終わるのであれば、ギリギリセーフなことも稀にあったりしたかもしれないが、その先がいけない。細部の描写や彩色で撃沈である。
仕上がった自らの作品など、とても正視できるようなものではない……嘘ではない、本当のことだったのだ。頭の中では“こう描けばいい、ああ描けばいい”と思っていても、それが画用紙に反映されることはない。
このエントリーで書いたように、一度覚えた人の顔は忘れず記憶に留まっているのだが、脳内に記憶された映像を、筆記具を用いて再構築することは、無理難題なのである。
とにかく、絵を描くセンスの欠片もなく、サラサラと小洒落たスケッチが描ける人を見ると、本当に羨ましいと思うのだ。
そして、せめては鑑賞力のようなものでも持ち合わせていればいいのだが、そんな能力などどこにも存在せず、数多ある絵画も、ただただ漫然と眺めておしまいになってしまう。
だが、まさに奇跡とも言うべき瞬間が過去に一度だけあった。小学校1年の時に描いたクレヨン画が“なぜか”市の児童画コンクールに選ばれて出品という栄誉を授かったことがあったのである。
《私事のトピックス一覧》
絵を描くのが下手
……なのだ。大雑把なデッサン程度で終わるのであれば、ギリギリセーフなことも稀にあったりしたかもしれないが、その先がいけない。細部の描写や彩色で撃沈である。
仕上がった自らの作品など、とても正視できるようなものではない……嘘ではない、本当のことだったのだ。頭の中では“こう描けばいい、ああ描けばいい”と思っていても、それが画用紙に反映されることはない。
このエントリーで書いたように、一度覚えた人の顔は忘れず記憶に留まっているのだが、脳内に記憶された映像を、筆記具を用いて再構築することは、無理難題なのである。
とにかく、絵を描くセンスの欠片もなく、サラサラと小洒落たスケッチが描ける人を見ると、本当に羨ましいと思うのだ。
そして、せめては鑑賞力のようなものでも持ち合わせていればいいのだが、そんな能力などどこにも存在せず、数多ある絵画も、ただただ漫然と眺めておしまいになってしまう。
だが、まさに奇跡とも言うべき瞬間が過去に一度だけあった。小学校1年の時に描いたクレヨン画が“なぜか”市の児童画コンクールに選ばれて出品という栄誉を授かったことがあったのである。
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働話§宮仕えの妙~人事異動~ [私事]
37年半の宮仕えの間に、合わせて7回の人事異動があった。異動辞令をもらわず、部署内別組織で籍は変えずにというのと合わせれば、一番長くいたセクションには13年在籍していた。その次が10年足らず。
一番短かったのは、10月に移動して翌年の7月……10か月にすら満たないタイミングで異動の辞令を受け取ったことがあった。
どうも、先方でトラブルがあったらしく、前任者があっという間に飛ばされてしまう事態が起き、急遽の異動となったようだ。
異動の内示を受けた時は、はぁ?と“寝耳に水”で、狐につままれたような顔をしていたようで、上司から「お前、今異動すれば絶対に喜ばれるから」とまで言われたのである。
それまでの数年は、いささかくすぶっていて、自分自身にとっても不遇であるような時期だったのが、あーら不思議……オセロゲームがあっという間にひっくり返るように状況が一変したのだった。
会社とは人間関係と見つけたり。まさにそんなことを実感した異動案件なのだった。おかげで異動から数年は、ある意味で楽しいと言ってもいい、夢のような日々を過ごさせてもらったのだ。
そんな日々も、所属部署の改編が行われたことで、再び流浪の身となって、その後定年退職までの10年は、何というかいささか“上がり”状態のような気分が半分ほどで過ごしてしまった。
《日常のトピックス一覧》
一番短かったのは、10月に移動して翌年の7月……10か月にすら満たないタイミングで異動の辞令を受け取ったことがあった。
どうも、先方でトラブルがあったらしく、前任者があっという間に飛ばされてしまう事態が起き、急遽の異動となったようだ。
異動の内示を受けた時は、はぁ?と“寝耳に水”で、狐につままれたような顔をしていたようで、上司から「お前、今異動すれば絶対に喜ばれるから」とまで言われたのである。
それまでの数年は、いささかくすぶっていて、自分自身にとっても不遇であるような時期だったのが、あーら不思議……オセロゲームがあっという間にひっくり返るように状況が一変したのだった。
会社とは人間関係と見つけたり。まさにそんなことを実感した異動案件なのだった。おかげで異動から数年は、ある意味で楽しいと言ってもいい、夢のような日々を過ごさせてもらったのだ。
そんな日々も、所属部署の改編が行われたことで、再び流浪の身となって、その後定年退職までの10年は、何というかいささか“上がり”状態のような気分が半分ほどで過ごしてしまった。
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