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節話§一日一句~喉が渇いて渇いて~ [俳句]

季語は・・・夏の宿

着く早々 ビール大瓶 夏の宿

【去年の今日】狡話§日常に生きていない人々
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藺話§畳はないのです~本当にごめんなさい~ [日常]

今住んでいるマンションに和室はない。入居する時に簡単なリフォームをして、一部屋あった和室もコルク床貼りにして、洋室に変えてしまった。

畳が嫌いなわけでないのはもちろんのことで、畳の部屋を残しておくことも考えないではなかったが、メンテナンスあれこれを考えて結局は木床にしたのである。

畳があればなあと思うのは、特に冬の時期で、あの……その……炬燵願望があるからなのだ。そんなDNAが残っているからがゆえか、季節が近づくと何やらのカタログで“こたつセット”を前に考え込むのが年中行事のようなものなのだ。

いや、木床だって炬燵を置けばいいではないかと言われそうだが、そこまでやってしまうことについては、心の端っこに何やら引っかかるものがあって長いこと手を出せないままなのである。

そうして時折、郵便箱に畳屋さんからのチラシが入ってきていて、それを眺めながら、毎度毎度申し訳ない気持ちで一杯になってしまう。

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タグ: 生活 日常
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異話§他の国を知っているか [海外旅行]

我々は、日本以外の他国――例えば、アメリカ、中国、ドイツとか――について、どれほど知っているだろう。

直接その地を旅行するのでなかったら、様々なメディアを通じて得られる情報でしか知りようはない。そうしたことで、一つの国の在り様を判断することになるのだ。

翻って、彼の国の人間たちが日本という国をどれほど知っているのかといえば、それはもう残念ながらというレベルでしかない。日本のメディアは口を開けば、日本の漫画やアニメが欧米で持て囃されていると喧伝するが、実際に話をすると、若い世代であっても漫画やアニメについて話してくるようなことはない。

絶賛されまくっている和食にしても、彼の国の人間から云々されたような記憶はほとんどない。一度だけイギリス人から“出汁”について質問されたことはあったが、まあ一通りのことを伝えただけである。

唯一と言っていいと思われるのは、シカゴに住んでいたアメリカ人女性で、何度も来日したことがあり、いくつかの事象についてはけっこう知識を持ち合わせていた。歌舞伎の話を振ってきた時は、歌舞伎を観始めて数年ほどでしかなかったが、何とか対応することができた。そんな時、我々のほうから間違った情報を伝えないようにと気を遣うのはもちろんのことだ。

世の中には、様々なバイアスをかけて他国に対する偏見や悪意に満ち満ちた情報を伝えるばかりか、徒に“日本いちばん!”を吹聴したがる輩も少なくなく、そうした態度こそ厳に慎むべきものなのである。

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