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憶話§人の顔を覚える件 [記憶]

週に一回程度で買い物に行く店がある。対面販売で、店員3人くらいが代わる代わる担当しているのだが、その中の一人が客の顔を覚えてくれているのだ。

行くごとに彼女が接客してくれるわけでもなく、顔を合わせるのはせいぜい月に一回かそんなものだが、覚えてくれている。客としても悪い気はしないので、何とも得な“特技”である。

かく申す自分も、他人様の顔を覚えてしまうほうで、頭の中には覚えた顔が何らかの法則に従ってファイリングされているようだ。

時折だが、町を歩いていたりしてすれ違う人の顔を見た瞬間に、ファイリングの検索機能が動き出して、その人がどういう人であるのか数秒もしないうちに結果が出てしまう。

そんな検索機能が働くのは親しい人とかではなくて、たまにしか利用しない店の人と判明したりして、我がファイリング機能の幅の広さというか脈絡のなさは本当に不思議だと感じる。

そんな“無駄な能力”が働いたのは、尾瀬の山小屋でアルバイトをしていた時のことだった。水芭蕉の時期に泊った3人組だったかが3か月後くらいに再訪した時、即座に「あの時に来られたみなさんですね」と思い出したのだが、まあ……あまり役に立つような技能でもない。

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タグ:記憶 私事 日常
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