働話§宮仕えの妙~人事異動~ [私事]
37年半の宮仕えの間に、合わせて7回の人事異動があった。異動辞令をもらわず、部署内別組織で籍は変えずにというのと合わせれば、一番長くいたセクションには13年在籍していた。その次が10年足らず。
一番短かったのは、10月に移動して翌年の7月……10か月にすら満たないタイミングで異動の辞令を受け取ったことがあった。
どうも、先方でトラブルがあったらしく、前任者があっという間に飛ばされてしまう事態が起き、急遽の異動となったようだ。
異動の内示を受けた時は、はぁ?と“寝耳に水”で、狐につままれたような顔をしていたようで、上司から「お前、今異動すれば絶対に喜ばれるから」とまで言われたのである。
それまでの数年は、いささかくすぶっていて、自分自身にとっても不遇であるような時期だったのが、あーら不思議……オセロゲームがあっという間にひっくり返るように状況が一変したのだった。
会社とは人間関係と見つけたり。まさにそんなことを実感した異動案件なのだった。おかげで異動から数年は、ある意味で楽しいと言ってもいい、夢のような日々を過ごさせてもらったのだ。
そんな日々も、所属部署の改編が行われたことで、再び流浪の身となって、その後定年退職までの10年は、何というかいささか“上がり”状態のような気分が半分ほどで過ごしてしまった。
《日常のトピックス一覧》
一番短かったのは、10月に移動して翌年の7月……10か月にすら満たないタイミングで異動の辞令を受け取ったことがあった。
どうも、先方でトラブルがあったらしく、前任者があっという間に飛ばされてしまう事態が起き、急遽の異動となったようだ。
異動の内示を受けた時は、はぁ?と“寝耳に水”で、狐につままれたような顔をしていたようで、上司から「お前、今異動すれば絶対に喜ばれるから」とまで言われたのである。
それまでの数年は、いささかくすぶっていて、自分自身にとっても不遇であるような時期だったのが、あーら不思議……オセロゲームがあっという間にひっくり返るように状況が一変したのだった。
会社とは人間関係と見つけたり。まさにそんなことを実感した異動案件なのだった。おかげで異動から数年は、ある意味で楽しいと言ってもいい、夢のような日々を過ごさせてもらったのだ。
そんな日々も、所属部署の改編が行われたことで、再び流浪の身となって、その後定年退職までの10年は、何というかいささか“上がり”状態のような気分が半分ほどで過ごしてしまった。
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