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吟話§一日一句~神保町逍遥~ [俳句]

季語は・・・薄暑

古書店の はしご疲れて 薄暑かな

【去年の今日】週話§土曜諸相~新入社員の書店実習~
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綴話§簡単に推敲できるのはありがたい [パソコン]

もしもパソコンのワープロ&エディター機能がなかりせば、少なからぬ人がブログを書くようなこともなかったのではなかろうか。そうでなかったら、日記を書き記す以外に、普通の人はわざわざ文章を書くことなどなかったであろう。

ペンや鉛筆などで文字を書きつける時、書き間違えを訂正したり推敲しようとしたら、いちいち消しゴムで消して直したり、間に文章を差し込んだり程度しかできないが、パソコンの画面だったら、そうしたことが自由自在にできるのだ。

こうして四百字ほどの文章を綴る時でも、文章を前後させたり、表現を変えたり、漢字を平仮名に、平仮名を漢字にしたりと、様々な作業が簡単にできてしまう。

そもそもキーボードを叩いて文章を書く行為を認めない人間は別にして、物書きを生業にしている人であったら、ここまで自由に遂行できることに対して感謝の言葉しかないであろう……いや、あるいは呪詛の言葉を吐く人間がいるやも知れぬが。

というわけで、個人的にはワープロ&エディター機能の存在は実にありがたいものなのだが、キーボードのおかげで、めっきり文字を手書きする機会が減ってしまい、ただでさえ判読できないと悪評芬々の文字が、一層読みにくくなったとは同居人の談である。

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煮話§一度で二度おいしい [料理]

今シーズンの鍋物は、先月下旬が最後であった。肉や野菜、豆腐と豊富に食べられる……食の細い我が家ではありがたいお助け料理である。

さらにありがたいことは、前日の夜作った鍋の残りを、翌日の昼ご飯として食べることができることなのだ。

最近は、もうもっぱらキムチ鍋か豆乳鍋、鍋物と言えるかどうかはわからないが、肉豆腐といったものが鍋に半分近く残っていて、それをご飯にかけていただくという寸法である。

豆腐には味がよく染もり、野菜類は前日以上にくたくたとなって、見た目はともかくなかなかにうまくなっていて食が進む。

定年退職このかた、昼食は家でばかり食べている。昼食当番は夫なのだが、何を食べるかについては毎日悩ましいものがあって、知恵が尽きかけそうになることもないではない。だがそんな時、前日の鍋の残りがあるというのは実にありがたく、夫婦二人でけっこうしっかり食べては満足の態で午後へと突入するのだ。

これまさに“一度作って二度おいしい”そのもので、鍋の季節が終わりを迎えたことについては、曰くいいがたいものがないわけではない。夏にも鍋があればいいのに……というところまでは考えないことにしておこうと思う。

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