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吟話§一日一句~バター少なめで~ [俳句]

季語は・・・四十雀

シジュウカラ鳴く トーストは焦げてをり

【去年の今日】若話§味スタでFC東京の首位堅持を観る
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徒話§尾瀬の地平 [尾瀬]

尾瀬行を再開して5年。山小屋でアルバイトしていた4年間とは、まったく違う視線で歩いているような気がする。

アルバイトしていた場所は尾瀬ヶ原下田代十字路が2年、尾瀬沼が2年で、若かったこともあっただろうし、早く小屋に着いて手伝いをせねばと考えていたのだろうが、例えば鳩待峠から尾瀬ヶ原を横断して下田代十字路までを速足で歩いてしまっていたことに気がついたのだ。

今、自分の視点はというと、かつてネグりまくってしまった山ノ鼻から上田代、中田代あたりを改めて興味深く、そして時間をかけて歩いているのだ。それまでの自分の尾瀬の重心は、下田代から尾瀬沼といったあたりだった。

特に上田代から牛首に至るあたりは、季節季節で尾瀬ヶ原の見え方も変わっていくので、眼を離すことができない。

これから紹介する2枚の写真は、上田代の半ば、牛首の手前あたりから東を写したものである。

↓クリックして拡大してください
DSC04518a.JPG

1枚目、燧ヶ岳をアップにしてシャッターを切ったところ。肉眼では気づかず、後で写真を拡大して気がついたのは写真真ん中の少し左、拠水林越しに下田代十字路の山小屋群が見えていたのだ。直線距離にして4kmちょっとを見通すことができるとはと驚いたのだ。

↓同じくクリックして拡大してください
DSC04526a.JPG

そして2枚目、これも牛首手前で木道が微妙に美しいカーブを描くその先に中田代十字路の龍宮小屋の建物がはっきりと見えた。こっちの直線距離は、2km半ちょっと。

……こうして、かつては立ち止まることなくあくせく歩いてしまって顧みることのなかった風景を、老境になったところで眼にすることができるようになったのは、人間にはその時その時で見えてくる風景があるということを、改めて教えてくれるのだった。

《尾瀬のトピックス一覧》
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放話§ラジオ体操の芸風 [健康]

コロナウイルス自宅隔離の日々は、なおも続いていて運動不足状態である。

それを少しでも解消するべく、午後の10分ほどをラジオ体操の時間としているのだ。およそ日本に生まれ落ちた人間だったら、いつの間にか振りを覚えてしまっていると思われるが、問題はその“振り”なのだ。

↓まずはラジオ体操第1


我々の世代は、テレビでの放送がなかった時代だったので、小学校の先生の動作をそのまま真似して覚えたのだった。だからおそらく、先生が間違って覚えたりしたあれこれ適当に体操していたのは確実である。

↓そしてラジオ体操第2


この間も、ある動作が同居人と違っていることが判明して、どうしたことかと映像を見たら、腕振りの角度が二人とも違っていたのだった。その他にも足の動きが違っていたり、これまで疑いもせずに続けてきた、自分の動作の自信が、どこかへと消えてしまったのだった。

ただし映像を見ていると、さすがに違うんじゃないの?と夫婦二人で声を揃えて否定したくなるような動作もあって、ラジオ体操のスタンダードな振りとはいったいどういうものなのか……“正調ラジオ体操”なるものが何かを知りたいと思う今日この頃なのである。

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