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謔話§一日一句~ゴミ置き場を虎視眈々と~ [俳句]

季語は・・・冬日和

ゴミ漁り 群れる烏や 冬日和

【去年の今日】過話§上京五十年~東京を歩いた~
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行話§水沢腹堅~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の次候“水沢腹堅(さわみずこおりつめる)”である。

寒さも間もなく底である。

かつて、ラグビーの日本選手権が行われていた時のラグビーシーズンは、おおよそ2月には終わっていた。社会人ラグビーから20年前にトップリーグに変わり、さらにリーグワンと変わるごとに、シーズンは2月一杯から5月までと伸びていった。

ラグビーシーズンといえば冬だという思いは今だに強く、5月にラグビーだなどとは……今だに違和感を持っている。

そういえば、ラグビーのワールドカップも9月から始まるわけで、2019年の日本大会の時もまだまだ暑い中での開催だった。それでも、スタンドで観戦している我々はまだ楽なものだったが、ピッチで戦う選手たちには負担が大きかったのではないかと思ったのだ。

《七十二候のトピックス一覧》
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心話§怖がりである [私事]

ごくごく単純に“怖がり”なほうだと思っている。

山歩き――尾瀬歩きだが――は独りなので、山道を歩いている時は、様々な不安要素が頭の中でグルグルと回っているのだ。

道を踏み外して怪我をしやしないか、道を間違えやしないか、熊や鹿などに出遭ったりしないか……などなど、考え出したらキリがない。アルバイトをしていた頃は、夜行バスで着いて、まだ夜が明けきらない道をヘッドライトを頼りに歩いたりしていたが、気がつくと前後に人の気配はなく、何となく屁っ放り腰で歩いていたような記憶も薄っすらと。

道を間違えやしないかについては、シーズン中であれば木道の上を歩いていれば間違えることはない。だが残雪期に何回か歩いた時は、林の中でガスで視界が悪くなってルートを間違えそうになったことはあった。

定年退職後、尾瀬に入るのは登山客の少ない平日ばかりになったので、特に鳩待峠から下る時は、前後の見える範囲に人がいないことばかりで、そうすると人が恋しくもなってしまう。

それでも、ぽつぽつと後ろから追い越して行ったり、峠に戻っていく人とすれ違ったり、そうこうしているうち、尾瀬ヶ原が近づいて、道が平らになると、ほどなく山ノ鼻の山小屋が見えてきて、林の中の寂しさから解放されるのである。

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