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嗄話§冬の水分枯渇 [ドイツ]

体内から水分が失われるのは、真夏だけでなく冬にも起こるのだという……そんなお話。

今からもう四半世紀前の1998年、長い休暇が取れ、初めて冬のベルリンを訪れた。ウンター・デン・リンデンの歌劇場やベルリン・フィルハーモニーなどなどで行われたオペラやコンサートを楽しんだ。

12月初めとはいえ、ヨーロッパの冬の寒さはなかなかに厳しく。四十代半ばで、まだまだ体力があったとはいえ、どんよりとした空の下でのベルリン滞在は難儀なところがすくなかった。

そんなある日のことである。街歩きをしていた時、ふいに喉がひりつくような感触があって、何事?と思った。何か体調不良でも起きたのかと考えたが風邪とかではなさそうだし……頭を巡らしていたら“ひょっとして?”と考えたのは、寒さで身体から熱が奪われ、同時に水分も出て行っってしまったということである。

どうやら診立ては正しかったようで、水分を補給したら喉が楽になった。それ以降、旅行している間は、朝食の時からミネラルウォーターを飲んだり、水分補給をマメにするよう心掛けた。

ただでさえ乾燥気候の世界なのだから、四季にかかわらず水分補給が必要なことを学んだのだ。

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