街話§神保巷塵[79]伊峡再訪 [神保町]
[承前]
8月下旬ある日の午前中に始まった会社OB会の事務仕事だが、思いのほか時間がかかり、事務局を出たのが13時過ぎ。さすがに腹が減ったので、こんな時だからと新装開店したキッチン南海でカレーライス――カツカレーは、さすがに無理――でもと向かって、手前まで来たところで、行列があることに気がつき、すぐ手前を左折して伊峡に落ち着いた。
かつてであれば半チャンラーメンを注文したのだろうが、寄る年波とやらでラーメンを注文。
厨房はと見れば、主人夫婦は脇役に回り、長いこと手伝いをしていた息子が鍋やフライパンの前で主役になっていたのである。さすがに主人(二代目)が年を取ったことを痛感する。
ややあってラーメン着丼。細麵をすすれば、やや硬め……そういえば、この店の茹で加減は硬かったり柔かかったり、食べるごとにまちまちだったなあと、それを息子も踏襲しているようだ。
チャーシュー、メンマ、海苔というシンプルそのものの東京ラーメンを久々に食べてお勘定。450円とはお財布に優しい店である。
[続く]
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8月下旬ある日の午前中に始まった会社OB会の事務仕事だが、思いのほか時間がかかり、事務局を出たのが13時過ぎ。さすがに腹が減ったので、こんな時だからと新装開店したキッチン南海でカレーライス――カツカレーは、さすがに無理――でもと向かって、手前まで来たところで、行列があることに気がつき、すぐ手前を左折して伊峡に落ち着いた。
かつてであれば半チャンラーメンを注文したのだろうが、寄る年波とやらでラーメンを注文。
厨房はと見れば、主人夫婦は脇役に回り、長いこと手伝いをしていた息子が鍋やフライパンの前で主役になっていたのである。さすがに主人(二代目)が年を取ったことを痛感する。
ややあってラーメン着丼。細麵をすすれば、やや硬め……そういえば、この店の茹で加減は硬かったり柔かかったり、食べるごとにまちまちだったなあと、それを息子も踏襲しているようだ。
チャーシュー、メンマ、海苔というシンプルそのものの東京ラーメンを久々に食べてお勘定。450円とはお財布に優しい店である。
[続く]
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