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愉話§一日一句~登って下って~ [俳句]

季語は・・・落葉

木漏れ日や 峠の道に 降る落葉

【去年の今日】連話§ブログの限界・・・・・・ダブる
タグ: 俳句 落葉
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顧話§今日の歴史~アメリカの恥部~ [アメリカ]

1871年11月17日、全米ライフル協会設立。

話は単純で、銃の類を所持さえしなければ、少なくとも銃乱射による殺人が起きることはない。

だが、全米ライフル協会なる強力なロビー団体は、憲法を縦にアメリカ人を銃塗れにしているのだ。そして、ライフル協会の権力はいよいよ強大に、そして大量の資金が銃を支持する政治家に流れていくのだ。

もはや、自衛のための銃なる概念は形骸化し、銃を持つべきでない人間たちも簡単に銃を入手して事に及ぶのである。

去年(2022年)、アメリカで起きた銃乱射事件は600件以上、死者は1万5千人を超え、自殺など銃絡みの死者は4万5千人に近づく。ちなみに2022年、日本で銃撃による死者は4人でしかない。いかにアメリカの状況が狂気に満ち満ちているかがわかるであろう。

《歴史のトピックス一覧》
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楽話§登山道の整備 [尾瀬]

やって来る登山客が安心して歩けるように登山道の整備は欠かすべからざることである。話は尾瀬の登山道についてで、場所によってコンディションが極端に違っているのだ。

尾瀬の入山者のおよそ6割が利用する、鳩待峠から山ノ鼻のルートを見るならば、全長3km余りの登山道は良好に整備されている。木道の耐用年数は、およそ10年だが、メインルートということもあるのかどうか、順調に交換が行われていると感じる。

KEN05223.JPG

そうして尾瀬ヶ原についても、山ノ鼻から牛首分岐を経て、龍宮小屋が建つ中田代、群馬と福島県境までは、鳩待峠からの日帰り客が多いこともあって木道はよく整備されていて、本当に歩きやすい。

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だが、ガクッと登山客(観光客)が激減する沼尻川の先福島県に入ると、木道の整備は遅々として進んでいない。

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上の写真は今年5月のもので、下田代十字路の山小屋群近くまでようやく木道が交換されてきた。

さらに尾瀬ヶ原から尾瀬沼に向かう段小屋坂の状況はどんどん悪くなって、下の写真がそれだ。

KEN00742.JPG

途中、木道のあるところとないところとまちまちで、ないところの路肩を歩くのは、路肩側が沢筋へと落ちているので不安なものがある。

そして、かつてのメインルートである大清水から三平峠を越えて尾瀬沼へと向かうルートの中には、こんなところもあって、往年の面影などはない。

IMG_6908.jpg

一番下に1989年から2015年までの年間入山者数の表を貼っておくが、10%を切って5%に近づいているようでは荒廃していくのも無理はないだろう。

最後に、尾瀬ヶ原から御池に向かう裏燧林道の写真を一枚。

DSC03438.JPG

あちこちの木道などは、なべて写真と似たようなもので、用を為しているとは残念ながら思えない。尾瀬で歩荷をしている人たちがクラウドファンディングでお金を集めて木道整備をと行動したが、行政をはじめとして、もう少し木道整備に目配せをしてほしいと願っておく。

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《尾瀬のトピックス一覧》
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