旨話§並んでまで食べたい・・・・・・? [B級グルメ]
マツタケのシーズンが始まった頃、道の駅に開店前から数十人が並んでいたというニュースを見ていて、そうして並んでまで食べたいものがあるものかと考えたが、どうもそんな食べ物などないことに思い至った。
食い意地が張っているわけでも、何か食べ物に異常なほど執着するわけでもない。普通に食事ができれば、それ以上に何やら不満を感じることなどもない。
もちろん行列に並ぶことがないわけではなく、昼食で“今日はこれ”と決めて、行った店で何人か待ちということはあるが、テレビで話題になったから“それじゃあ食べに行ってみよう!”と、2時間も並ぶようなことなど考えもしないことである。
もちろん、うまいものが食べられれば、それに越したことはないが、それを突き詰めるつもりもないし、だかからまあ、そこそこでもまったく不自由を感じはしないのだ。
テレビのニュースショーが、これでもかとグルメの類を垂れ流す日々だが、そこに映る行列の長さを眼にして、何事もなかったかのようにチャンネルを変えてしまう……そんな日常である。
《B級グルメのトピックス一覧》
食い意地が張っているわけでも、何か食べ物に異常なほど執着するわけでもない。普通に食事ができれば、それ以上に何やら不満を感じることなどもない。
もちろん行列に並ぶことがないわけではなく、昼食で“今日はこれ”と決めて、行った店で何人か待ちということはあるが、テレビで話題になったから“それじゃあ食べに行ってみよう!”と、2時間も並ぶようなことなど考えもしないことである。
もちろん、うまいものが食べられれば、それに越したことはないが、それを突き詰めるつもりもないし、だかからまあ、そこそこでもまったく不自由を感じはしないのだ。
テレビのニュースショーが、これでもかとグルメの類を垂れ流す日々だが、そこに映る行列の長さを眼にして、何事もなかったかのようにチャンネルを変えてしまう……そんな日常である。
《B級グルメのトピックス一覧》
爛話§ルイージ&コンセルトヘボウ~凄い~ [クラシック]
火曜日、サントリーホールでファビオ・ルイージ指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を聴いた。プログラムは以下の通り。
ウェーバー:オペラ『オべロン』序曲
リスト:ピアノ協奏曲第2番 A-Dur
ピアノ/イェフィム・ブロンフマン
[アンコール]
ショパン:ノクターン第8番 Des-Dur Op.27-2
**********************休憩**********************
チャイコフスキー:交響曲第5番 e-moll Op.64
[アンコール]
チャイコフスキー:オペラ『エフゲニー・オネーギン』よりポロネーズ
音色感、ダイナミックレンジ、レスポンス……そのすべてを兼ね備えた、とにかくスーパー・オーケストラである。
“軽い手慣らしの”オベロンから、すべての楽器がよく鳴って、音楽を聴く喜びに心が躍る(月並
ブロンフマンを聴くのは、ちょうど10年前のベルリン・フィルハーモニーで同じくコンセルトヘボウとの共演。今回も初めて聴くリストの第2協奏曲。豪快に鳴らしまくる人だと思っていたが、粒立ちのくっきりした、しかも繊細なピアノ。それに合わせるオケの反応のよさは並々ならぬものがあって、舌を巻いていた。ピアノとチェロ・ソロのアンサンブルもまた佳き。
アンコールに弾かれたショパンが、これまた木目細かい、触れようものならはかなく融け落ちてしまう氷細工の如く。
そしてメインのチャイコフスキー。低音弦が終始モノトーンで音楽を奏で、それをベースに、ヴァイオリンや管楽器が様々な色を紡いでいく。時に繊細であり、時にダイナミックな音量でホールの空間を満たしていく。
シルキーな弦楽器がメロディーを受け渡していくところ、ヴィオラの雄弁さに惹きつけられてしまうのも当然のことだろう。
特筆しておきたいのは、ホルンのソロであり、クラリネットやファゴットをはじめとする木管群のアンサンブル……とても書き切れるものではないぞ。
チャイコフスキーの交響曲でお腹一杯になった後、アンコールの追い打ちは『エフゲニー・オネーギン』よりポロネーズ。どっぷりコンセルトヘボウのチャイコフスキーの音楽に溺れた一夜なのだった。
終演は21時15分。電車を乗り継いで帰宅したのは23時少し前。
《オーケストラのトピックス一覧》
ウェーバー:オペラ『オべロン』序曲
リスト:ピアノ協奏曲第2番 A-Dur
ピアノ/イェフィム・ブロンフマン
[アンコール]
ショパン:ノクターン第8番 Des-Dur Op.27-2
**********************休憩**********************
チャイコフスキー:交響曲第5番 e-moll Op.64
[アンコール]
チャイコフスキー:オペラ『エフゲニー・オネーギン』よりポロネーズ
音色感、ダイナミックレンジ、レスポンス……そのすべてを兼ね備えた、とにかくスーパー・オーケストラである。
“軽い手慣らしの”オベロンから、すべての楽器がよく鳴って、音楽を聴く喜びに心が躍る(月並
ブロンフマンを聴くのは、ちょうど10年前のベルリン・フィルハーモニーで同じくコンセルトヘボウとの共演。今回も初めて聴くリストの第2協奏曲。豪快に鳴らしまくる人だと思っていたが、粒立ちのくっきりした、しかも繊細なピアノ。それに合わせるオケの反応のよさは並々ならぬものがあって、舌を巻いていた。ピアノとチェロ・ソロのアンサンブルもまた佳き。
アンコールに弾かれたショパンが、これまた木目細かい、触れようものならはかなく融け落ちてしまう氷細工の如く。
そしてメインのチャイコフスキー。低音弦が終始モノトーンで音楽を奏で、それをベースに、ヴァイオリンや管楽器が様々な色を紡いでいく。時に繊細であり、時にダイナミックな音量でホールの空間を満たしていく。
シルキーな弦楽器がメロディーを受け渡していくところ、ヴィオラの雄弁さに惹きつけられてしまうのも当然のことだろう。
特筆しておきたいのは、ホルンのソロであり、クラリネットやファゴットをはじめとする木管群のアンサンブル……とても書き切れるものではないぞ。
チャイコフスキーの交響曲でお腹一杯になった後、アンコールの追い打ちは『エフゲニー・オネーギン』よりポロネーズ。どっぷりコンセルトヘボウのチャイコフスキーの音楽に溺れた一夜なのだった。
終演は21時15分。電車を乗り継いで帰宅したのは23時少し前。
《オーケストラのトピックス一覧》