異話§虹蔵不見~七十二候~小雪 [七十二候]
小雪の初候“虹蔵不見(にじかくれてみえず)”である。
夏日の気温になろうかという11月初旬だったが、下旬まで来れば、冬はもう眼の前と見える。
日の出は6時半に近づき、日没は16時半に近づく。5時過ぎに起き出せば、世間はまだまだ暗く、7時近くなってようやく明るくなっていくという……そんな暗い朝が、この先3か月以上は続くのだ。
辛うじての救いのようなものは、12月半ばを過ぎると日没時刻に関しては、少しずつだが遅くなっていってくれるということで、暦が新年に変わる前に春への明るさが戻ってくるのである。
《七十二候のトピックス一覧》
夏日の気温になろうかという11月初旬だったが、下旬まで来れば、冬はもう眼の前と見える。
日の出は6時半に近づき、日没は16時半に近づく。5時過ぎに起き出せば、世間はまだまだ暗く、7時近くなってようやく明るくなっていくという……そんな暗い朝が、この先3か月以上は続くのだ。
辛うじての救いのようなものは、12月半ばを過ぎると日没時刻に関しては、少しずつだが遅くなっていってくれるということで、暦が新年に変わる前に春への明るさが戻ってくるのである。
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執話§“物”に対する情のような~日本的?~ [日本]
物にも“魂”がある……それは日本人が持ち続けてきた感情なのだろうか。もちろん、物を大切にするのは、日本人に限ったことではないのは言うまでもない。
だが“情”という要素が入ってくるのは日本だけのような気がしないでもなく、何よりも八百万の神々を戴く日本という国ゆえ、様々なものに対する愛着の中に、神道的な要素か混じってきているのではないか。
それゆえに“針供養”とか“刃物供養”といった行事が各地の寺社で行われるのもまたむべなるかななのである。
《日本のトピックス一覧》
だが“情”という要素が入ってくるのは日本だけのような気がしないでもなく、何よりも八百万の神々を戴く日本という国ゆえ、様々なものに対する愛着の中に、神道的な要素か混じってきているのではないか。
それゆえに“針供養”とか“刃物供養”といった行事が各地の寺社で行われるのもまたむべなるかななのである。
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