時話§金盞香~七十二候~立冬 [七十二候]
立冬の末候“金盞香(きんせんかさく)”である。
窓の外に眼を転じれば、樹々の色はすっかり赤や黄色に変わって、順調に冬へと向かっている。
10月半ば頃から長袖シャツを着始めて、気温の変化とともに、少しずつ重ね着をしたり、ウール物を着てみたり、外出するにも軽いジャンパーだったのが、少し厚手の上着を着るようになっていく。
寒さの本番までは、まだまだ先の話だが、こうして着るものをコントロールし、外の塩梅を見計らいながら外出するのだ。
青空はいよいよ深みを増し、西へ飛ぶ飛行機の姿もくっきりはっきり見えてきたのである。
《七十二候のトピックス一覧》
窓の外に眼を転じれば、樹々の色はすっかり赤や黄色に変わって、順調に冬へと向かっている。
10月半ば頃から長袖シャツを着始めて、気温の変化とともに、少しずつ重ね着をしたり、ウール物を着てみたり、外出するにも軽いジャンパーだったのが、少し厚手の上着を着るようになっていく。
寒さの本番までは、まだまだ先の話だが、こうして着るものをコントロールし、外の塩梅を見計らいながら外出するのだ。
青空はいよいよ深みを増し、西へ飛ぶ飛行機の姿もくっきりはっきり見えてきたのである。
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幕話§キャンプ事情様変わり [登山]
アルバイトで頻繁に尾瀬に入っていた頃も、もちろんテント泊の登山者は少なからずいた。だが、当時の装備あれこれは、かさばって重く、一般の人間が持ち歩こうとすると、かなりの重量になってしまっていた。
それが、半世紀近く経っての状況を見てみるならば、テント一つに始まって様々な装備が計量コンパクトになっていたのである。
そうして食料である。かつては山の上で米を研がなくてはならなかったが、今は無洗米なるものがあって、いちいち研がずとも水を入れて炊けば、問題なく炊けてしまうのだ。
いや、食料こそ多彩になっていて、例えばコンビニあたりであれやこれやの調達が簡単にできるようになったおかげで、一泊程度であれば、調理道具を持ち歩かずとも、適当に澄ますことも十分可能になっている。
キャンプを楽しもうとする人たちの中には、ここぞとばかりステーキ肉とかすき焼き、はてはパエリアみたいなものまで作ってしまう人までいるようで調理器具も、かつての携帯石油コンロから、ミニストーブ、ミニオーブンの類まで使って調理している動画を見かけた。
キャンプは、登山だけでなく家族がキャンプ場に車で繰り込んで、かつての飯盒炊爨をよりヴァージョンアップした形態に変化を遂げていたようだ。
《尾瀬のトピックス一覧》
それが、半世紀近く経っての状況を見てみるならば、テント一つに始まって様々な装備が計量コンパクトになっていたのである。
そうして食料である。かつては山の上で米を研がなくてはならなかったが、今は無洗米なるものがあって、いちいち研がずとも水を入れて炊けば、問題なく炊けてしまうのだ。
いや、食料こそ多彩になっていて、例えばコンビニあたりであれやこれやの調達が簡単にできるようになったおかげで、一泊程度であれば、調理道具を持ち歩かずとも、適当に澄ますことも十分可能になっている。
キャンプを楽しもうとする人たちの中には、ここぞとばかりステーキ肉とかすき焼き、はてはパエリアみたいなものまで作ってしまう人までいるようで調理器具も、かつての携帯石油コンロから、ミニストーブ、ミニオーブンの類まで使って調理している動画を見かけた。
キャンプは、登山だけでなく家族がキャンプ場に車で繰り込んで、かつての飯盒炊爨をよりヴァージョンアップした形態に変化を遂げていたようだ。
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