瑞話§スイス―マイカテゴリー―美術館 [スイス]
オーストリアとドイツには足繁く旅しているが、スイスを旅行の目的地にしたことはない。
正しく言えばあるのだが、宿泊したのも1泊だけで、翌日の帰国便のためにチューリヒ空港近くのホテルに泊ったのが、最初で最後である。
それでスイスだが、オーストリアの滞在先からレンタカーで国境を越えて、スイス東部のヴィンタートゥアという小都市まで、2時間ほどのドライブをして、オスカー・ラインハルト美術館(Am Römerholz)に行くのだ。
繊維産業で巨万の富を得たラインハルト家の三男坊が、得た財力と審美眼を遺憾なくに発揮して蒐集した、およそ15世紀から20世紀のピカソに至るまでのヨーロッパ絵画が収蔵された個人美術館なのである。
オスカーの死後はヴィンタートゥア市に遺贈されたが、その際「コレクションは門外不出」と遺言を遺していたので、美術館まで足を運ばなくては、それらを見ることが叶わない。
というわけで、2006年に初訪問して以来、4回通ったことになるが、その都度驚かされる……毎度同じ絵を見ているのにだ。最後の訪問は2018年。
時に、ミュンヘンやベルリンの美術館に行かないでもないが、規模が大き過ぎて、行くたびに疲れてしまう。その点、この美術館は規模がほどよくて、鑑賞に訪れている客も10人ほどと、おかげで疲れることなくゆったりと見て回ることができる。さて、この先に2回くらいは訪れたいと考えているが、どうなることか。
なお、スイスで他に訪れたところはというと、あと一つだけ。ザンクト・ガレンの修道院図書館(世界遺産)しかなく、スイス・アルプスの偉容を拝んだことは一度もない。
短時間でもスイスを旅した身にしてみるなら、とにかく物価がめちゃくちゃ高いという印象が強いのである。
《海外旅行のトピックス一覧》
正しく言えばあるのだが、宿泊したのも1泊だけで、翌日の帰国便のためにチューリヒ空港近くのホテルに泊ったのが、最初で最後である。
それでスイスだが、オーストリアの滞在先からレンタカーで国境を越えて、スイス東部のヴィンタートゥアという小都市まで、2時間ほどのドライブをして、オスカー・ラインハルト美術館(Am Römerholz)に行くのだ。
繊維産業で巨万の富を得たラインハルト家の三男坊が、得た財力と審美眼を遺憾なくに発揮して蒐集した、およそ15世紀から20世紀のピカソに至るまでのヨーロッパ絵画が収蔵された個人美術館なのである。
オスカーの死後はヴィンタートゥア市に遺贈されたが、その際「コレクションは門外不出」と遺言を遺していたので、美術館まで足を運ばなくては、それらを見ることが叶わない。
というわけで、2006年に初訪問して以来、4回通ったことになるが、その都度驚かされる……毎度同じ絵を見ているのにだ。最後の訪問は2018年。
時に、ミュンヘンやベルリンの美術館に行かないでもないが、規模が大き過ぎて、行くたびに疲れてしまう。その点、この美術館は規模がほどよくて、鑑賞に訪れている客も10人ほどと、おかげで疲れることなくゆったりと見て回ることができる。さて、この先に2回くらいは訪れたいと考えているが、どうなることか。
なお、スイスで他に訪れたところはというと、あと一つだけ。ザンクト・ガレンの修道院図書館(世界遺産)しかなく、スイス・アルプスの偉容を拝んだことは一度もない。
短時間でもスイスを旅した身にしてみるなら、とにかく物価がめちゃくちゃ高いという印象が強いのである。
《海外旅行のトピックス一覧》
コメント 0