行話§黄鶯睍睆~七十二候~立春 [七十二候]
立春の次候“黄鶯睍睆(うぐいすなく)”である。
去年のこと。我が家あたりで春頃から鳴き出したウグイスが、夏になっても鳴き続けてくれて、賑やかと思ったり、いささか五月蠅いと感じたりした。
鳴いていたのはたぶん一羽だけだと思われるが、あちらこちらと場所を変えて鳴くものだから、何羽もいるように感じたのである。
ウグイスの平均寿命は8年くらいとのことなので、今年も同じ個体が賑やかに囀ってくれるかもしれないが、まだまだその鳴き声を聞く時季ではない。
《七十二候のトピックス一覧》
去年のこと。我が家あたりで春頃から鳴き出したウグイスが、夏になっても鳴き続けてくれて、賑やかと思ったり、いささか五月蠅いと感じたりした。
鳴いていたのはたぶん一羽だけだと思われるが、あちらこちらと場所を変えて鳴くものだから、何羽もいるように感じたのである。
ウグイスの平均寿命は8年くらいとのことなので、今年も同じ個体が賑やかに囀ってくれるかもしれないが、まだまだその鳴き声を聞く時季ではない。
《七十二候のトピックス一覧》
連話§ワタシの酒肴[179]海老マヨ [酒肴]
[承前]
小海老にまつわる酒の肴は何度も書いている。今回は海老マヨである。
気の利いた町中華だったら必ずメニューの中にあって、小海老好きとしては悩ましい選択肢を迫られてしまう。五十代くらいまでだったら、ビールのアテとして餃子に海老マヨをプラスして注文していたが、今の我が身は二品を平らげる食欲などないので、実に不本意ながら海老マヨは3回に一回程度で注文するしかないのだ……焼き餃子の魅力には抗えない。

でまあ、神保町白山通りの餃子三幸園の海老マヨだが、和えるマヨネーズがいささか甘い。もう少し甘みを抑えめでもいいのではなかろうかと思うが、それはしかたがないので“マヨネーズ少なめ”でお願いしている。そこに、少しばかり醤油と胡椒を足してやる。そうすると、ビールのアテとしてご機嫌な一品となってくれるのだ。
B級感覚の中にも、ちょっとばかり洒落た姿であると見立てるのは身贔屓に過ぎるだろうか。
[続く]
《酒肴のトピックス一覧》
小海老にまつわる酒の肴は何度も書いている。今回は海老マヨである。
気の利いた町中華だったら必ずメニューの中にあって、小海老好きとしては悩ましい選択肢を迫られてしまう。五十代くらいまでだったら、ビールのアテとして餃子に海老マヨをプラスして注文していたが、今の我が身は二品を平らげる食欲などないので、実に不本意ながら海老マヨは3回に一回程度で注文するしかないのだ……焼き餃子の魅力には抗えない。
でまあ、神保町白山通りの餃子三幸園の海老マヨだが、和えるマヨネーズがいささか甘い。もう少し甘みを抑えめでもいいのではなかろうかと思うが、それはしかたがないので“マヨネーズ少なめ”でお願いしている。そこに、少しばかり醤油と胡椒を足してやる。そうすると、ビールのアテとしてご機嫌な一品となってくれるのだ。
B級感覚の中にも、ちょっとばかり洒落た姿であると見立てるのは身贔屓に過ぎるだろうか。
[続く]
《酒肴のトピックス一覧》