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謔話§一日一句~日和よければ~ [俳句]

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別話§終活のおはなし~年下の知人が~ [終活]

[承前]

パソコン通信の時代に知り合った……昨今は年賀状のやり取りだけの知人が昨年5月に亡くなったと、年明け早々に家族からの葉書で知った。

古稀を迎える年齢となった人間にとって、10歳近く年下の人間に先立たれることほど堪えるものはない。

人間――可能であればだが――年齢の順に旅立っていくのがベターと考えるのは当然のことで、年齢を経れば経るほど、歳若い知り合いに先立たれるのは辛いことだとしみじみ思う。

せめては心安らかに天に昇っていってくれればと願うばかりである。
                               [続く]

《老化のトピックス一覧》
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保話§年金を受け取る件 [私事]

夫婦して年金受給者である。定年退職した60歳満了から3か月して、厚生年金の支給が始まった。その後65歳からは、それに国民年金が上乗せされるようになったので、だいぶ楽になった。

前後して同居人も、国民年金に加えて、雀の涙ながらの企業年金を受け取るようになったのはありがたい。

37年半も宮仕えしたのだから、それなりに支給されてはいるが、それでも、しかるべく税金や介護保険料が差し引かれて、思ったほどの手取り額でないのは不満である。

せめては確定申告をすることで、払い過ぎた税金を取り戻すことにするが、申告時期も近づいてきた。

現状、生活を営むための資金は年金に頼るしかないわけで、制度の崩壊などされたらたまったものではなく、制度維持の努力を怠らないでほしいのだ。テレビのニュースショーで頻繁に年金生活者の様子が報道されるが、中には本当にカツカツの日々を送っている人もいて、切実な現実なのである。

宮仕えを始めたその日に、会社から年金手帳が配布された。受け取った時には何の実感も湧くことなどもなく、給料から天引きされる様子を漫然と眺めていただけだったが、気がつけば……五十代が過ぎた頃だったか、我が身の行く末と合わせて年金がどうなるのかを考えるようになった。

多くの人の年金に対する意識はそんなものだと思うが、生き続けていれば、年金は重要な糧になるということは肝に銘じていてくれればと思う。

《私事のトピックス一覧》
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