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異話§大雨時行~七十二候~大暑 [七十二候]

大暑の末候“大雨時行(たいうときどきにふる)”である。

猛暑日が続いた頃、早い夕方にザー!っと、30分から一時間くらい夕立でも降ってくれないかなと思う。そうすれば、しばしは涼しい時間を過ごせるのに……だが、世の中そうそううまくいくはずもなく、せっかく雨雲レーダーで見つけた夕立雲も我が町を迂回通過してしまうことしばしばである。

我が家ではそんな感じで、雨雲レーダーはいつでも見ることができるように常駐させている……突然の通り雨で洗濯物に累が及ばないように。

いつだったか、花火大会の開始前にゲリラ豪雨が襲来して、会場の河原がカオスになったことがあった。



有料席を張り込んでいた人たちは会場に行っただろうが、少しでも雨雲レーダーをチェックしていれば、会場にいても早々に避難できたかもしれない。映像を見れば、多くの人が傘や雨がっぱの用意をしてはいたが、その程度で済むような雨ではなく、あてどなく逃げ惑うしかなかったのだ。

真夏のゲリラ豪雨の予測は難しく、気がついた時には眼の前で雨雲が発生してあっという間に土砂降りになってしまうことも珍しくない。昨日は東京が久々のゲリラ豪雨に見舞われたが、我が家のあたりではそれほどの降りにはなってくれなかった。それでも、気温がスーッと下がってくれて過ごしやすい午後にはなってくれた。

家の中から、雨が降る様子を見るのは気楽な高みの見物であるが、当事者になってずぶ濡れになることだけは避けたいものである。

そして“秋”が……来る……はず……

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