SSブログ

商話§顔を覚える人覚えない人 [記憶]

月に2回か3回くらい買い物に出向く店がある。

レジは、何人かが交代で受け持っているが、その中の一人はいつの間にか顔を覚えていてくれて、店に入った瞬間にこちらの希望の物をさっさと出してくれる。もちろん品物を入れる袋も要らないこと、レシートも不要なことも先刻承知なので、処理が早いこと。

もう一人の店員は、覚えているのかいないのか……多分覚えていないのだろう。なので、店に行くたびに同じ注文を繰り返すことになる。さらに袋は要るか、レシートは?と、毎度変わらぬ塩梅である。別に愛想がないとかそうしたことなどはない。

何軒かの店を出入りしていると、顔を覚えてくれている人とそうでない人と分かれることが顕著だと感じるのは、一人の店員だけが、カードでの電子マネー決済をするのかどうか、相変わらず聞いてくることで、表情を見ていても“ああ、この人は人間に興味がなさそうだな”などと思ってしまう。

別に、顔を覚えていてくれなくてはならぬとか、覚えているべきだなどとはゆめゆめ思わないが、もう少し……とは考えないでもない。ちなみに、人の顔は比較的すぐに覚えるほうで、しばらく見ていない顔でも、記憶の名簿をめくって“ああ、あの人だ”と認識はできるほうなのだ。

というわけで、人それぞれの違いと片づけてしまうしかないことだろうか。

《日常のトピックス一覧》
タグ:記憶 日常 商売
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。