SSブログ

弦話§フォークソング半世紀 [フォークソング]

グループサウンズが一段落して、フォークブームが始まったのは1970年……高校1年の頃だった。もちろん60年代には岡林信康、高石友也といった面々の活躍が勃興期で、1970年には一気に盛り上がりを見せたのだ。

生意気盛りの高校生だったがゆえに、アコースティックギターを手に入れ、1969年に創刊された音楽雑誌“ガッツ”に掲載された楽譜を見ながらギターコードを覚え、ご機嫌に歌うようになった。

ギターが少し上達すると、ただ単にかき鳴らすだけでなく、サイモンとガーファンクルや吉田拓郎あたりが弾くギターのコピーしようと試みた。いくつかは何とか形になったが、まるで手の出ないようなギター伴奏もあって、プロのテックニックに脱帽したのである。

高校の同級生の何人かは、仲間とかたらってグループを結成し、いくつかのグループと合同でホールを借りてフォークコンサートを催したりもしたが、さすがにそこまでギターがうまくなることはなかった。

その後、東京に出て行くのにギターを持っては行けず、そうこうしているうち、70年代後半になるとフォークソングに代わって“ニューミュージック”が台頭してきて、自分の中のフォークソングも終わったのである。

《昭和のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。