転話§水沢腹堅~七十二候~大寒 [七十二候]
大寒の次候“水沢腹堅(さわみずこおりつめる)”である。
年が明けて、東京都心の最高気温は15度まで達することなく、最低気温もまた5度より上がることのない日々が続いている。
各地で豪雪がというニュース報道があって、車が動かなくなったり、雪下ろしで事故に遭うケースも相次いで、毎冬のことながら日本海側に住む人たちの苦闘を慮ることしかできない。
かつて“コンピュータ付きブルドーザー”と呼ばれた越後出身の総理大臣が「上越国境の山々をなくして平地にすれば……」という構想を持っていたと聞いたことがあり、もちろんさすがに乱暴な話として、それ以上のこともなく終わったわけだが、あの豪雪が少しでも緩和されればと思う気持ちは理解できる。
そうして2月に入って春が動き始めると、今度は南岸低気圧が発達して、関東周辺に雪をもたらす。それがたかだか10cmかその程度の積雪でも、雪慣れしない太平洋側の社会は混乱をきたすのだ。
《七十二候のトピックス一覧》
年が明けて、東京都心の最高気温は15度まで達することなく、最低気温もまた5度より上がることのない日々が続いている。
各地で豪雪がというニュース報道があって、車が動かなくなったり、雪下ろしで事故に遭うケースも相次いで、毎冬のことながら日本海側に住む人たちの苦闘を慮ることしかできない。
かつて“コンピュータ付きブルドーザー”と呼ばれた越後出身の総理大臣が「上越国境の山々をなくして平地にすれば……」という構想を持っていたと聞いたことがあり、もちろんさすがに乱暴な話として、それ以上のこともなく終わったわけだが、あの豪雪が少しでも緩和されればと思う気持ちは理解できる。
そうして2月に入って春が動き始めると、今度は南岸低気圧が発達して、関東周辺に雪をもたらす。それがたかだか10cmかその程度の積雪でも、雪慣れしない太平洋側の社会は混乱をきたすのだ。
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