朋話§4年前に他界した同級生は [コロナウイルス]
高校の同級生の一人に死なれのは2016年7月27日で、今から4年前だった。総合病院の副院長職にあり、腕っこきの呼吸科の医師として精力的に医療にあたっていたが、5月はじめに胆管がんと診断され、その後3か月で力尽きたのだ。
彼から「定年退職したら病院の広報業務を手伝ってくれ」と頼まれていて、2016年の4月からデスクをもらって仕事を始めたが、彼があっという間に発病……仕事に行く日は必ず病室に行ったが、淡々と残る日々を送っていたと見てとれた。
彼に頼まれて、彼がいてこその仕事だと思っていたので、死後はあっさりと仕事を辞したのである。
今こうして思い返すことは、彼が呼吸器科のスペシャリストで、もしも存命だったら、このコロナウイルス禍の中で、さぞや忙しく立ち働いていたことだろうと想像できる……タフでエネルギッシュな様子も垣間見ていたから、ブルドーザーのように動き回っていたのは間違いないだろう。
彼が生きていたなら、あるいは病院の広報仕事は続けていて、ある意味ではコロナの“現場”をリアルに見ることになっていた可能性もないではない。
《健康のトピックス一覧》
彼から「定年退職したら病院の広報業務を手伝ってくれ」と頼まれていて、2016年の4月からデスクをもらって仕事を始めたが、彼があっという間に発病……仕事に行く日は必ず病室に行ったが、淡々と残る日々を送っていたと見てとれた。
彼に頼まれて、彼がいてこその仕事だと思っていたので、死後はあっさりと仕事を辞したのである。
今こうして思い返すことは、彼が呼吸器科のスペシャリストで、もしも存命だったら、このコロナウイルス禍の中で、さぞや忙しく立ち働いていたことだろうと想像できる……タフでエネルギッシュな様子も垣間見ていたから、ブルドーザーのように動き回っていたのは間違いないだろう。
彼が生きていたなら、あるいは病院の広報仕事は続けていて、ある意味ではコロナの“現場”をリアルに見ることになっていた可能性もないではない。
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