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変話§熊蟄穴~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の次候“熊蟄穴(くまあなにこもる)”である。

今年は尾瀬に2回上がった。水芭蕉のベストシーズンと、草紅葉直前の初秋の候である。家から車を走らせれば、関越自動車道経由で2時間半走れば、麓の戸倉に着く。そこから歩程は変わらず、鳩待峠~尾瀬ヶ原~尾瀬沼~大清水の繰り返しとなった。

40年以上前、足繁く通っていた時から比べて、何も変わっていないかと思えば、そんなことはなく、変わらないと思える自然にも変化が見られるのだ。

まずもって、保護が過剰になったがゆえかどうか、鹿の個体数が激増している。あまつさえ9月に上がった時は、尾瀬ヶ原から尾瀬沼に向かう山道で、2度も野生鹿に遭遇した。

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↓40分後には2頭目と遭遇
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物音に敏感だからと聞いていたが、ちょっと動いて木の枝に引っかかった音を出しても、ぴくりとするくらいで、平然と餌の葉っぱを食べ続けるのだ。おかげで、慌てることなくこんな動画まで撮ることができたのである。



それはさておき、尾瀬では熊との遭遇もかなりな状況になっていて、どこで出くわすかわからなかったりする。かつて設置などされていなかった、熊に注意を促す鐘が、各所に置かれている。同行者を伴わない独り歩きなので、万一遭遇することがあったらと、頭の中でシミュレーションをしてみるが、解決策などあるはずもなく、心の中で“出てくるなよ!”と祈るのみ。

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《七十二候のトピックス一覧》
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