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嗚話§山の日??? [日本]

定年退職後の日々は、土日はもちろん、祝日とも無縁な生活を送っている。そんな生活をしている隙に、いつの間にか8月に祝日が生まれていたのだ。

“山の日”である。何ともとってつけたような、いい加減なネーミングに、日本の官僚のレベルが知れるような気がするではないか……「7月は海の日だが、山がないのは不公平では」なんて会話が交わされたかどうか、まあ、そんな程度のお寒い発想で山の日を設定したのだろう。

いつも書いていることだが、祝日を増やしても休める人もいれば、それどころではない人も少なくないと思われる。だから、祝日ではなく、一週間でも10日でも、まとまった休暇を毎年取れるような施策を考えるのが官僚であり政治家の仕事ではないか。

そういうことを怠っている間に、日本の生産性はぐんぐんと右肩下がりとなり、先進国の最後尾をよろよろとついていくだけの存在に成り下がった。

そのことを気づかせまいと必死に隠して“日本すごい!”みたいなことを繰り言のように繰り返しているようだが、既に現実は、糊塗しきれないところまで進んできてしまっている。

バブル崩壊直後、そうしたことを抜本的に変革するチャンスがあったのに、相変わらず小手先のことだけで対処してそれっきり。

現状を大きく変えてやろうという発想の“は”の字もなく、何もしないことで日本を停滞から衰退へと押しやってしまった人たちは、何の責任も取ることなく居座り続けているのである。

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週話§土曜有閑~出生率~ [日本]

今月はじめ、厚労省が日本の出生数を発表した。昨年一年間に日本で生まれた子供は81万1604人。前年より約3万人、6年連続の減少となった。出生率は1.3%である。

このまま減少が続くと四半世紀後には日本の人口が1億人を割り込むことになるのだ。

あまりにも予想したとおりの結果に、一向に国が少子化対策を正面から捉えてこなかったことが如実に理解でき過ぎて、笑うに笑えない。

理由は簡単で、政府の施策――そんなものあるかどうか――が子どもを産もうという意欲を掻き立てるものではないからではないか。

産んでも育てにくく、子どもが成長しても先行きが不透明にしか見えない社会では、産みたくても産めないというのが“本音”ということを、はっきり数字が見せつけている。政府の無策と断ずるしかない。

国は曖昧な言葉ばかりで及び腰の姿勢から、言葉どおりに有効な具体策を打ち出そうとしない限りは、国がジリ貧になっていく。さもなければ、他の先進諸国が実行しているのと同じく、積極的に外国人を受け容れていくしかなく、いい加減に意図せざる鎖国政策とすっぱり訣別するべき時ではないか。

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堕話§政治は嘘をつく [日本]

国土交通省が建設工事受注動態統計を書き換え改竄していたことが発覚し、関係者が処分された。だが、書き換えたことによる影響はなかったという結論が出された。

冗談ではない。ではなぜ書き換えたのか? 書き換える必然が存在したのではなかったか。影響があるなしの問題ではなく。そもそもやってはならない行為だったということが、こうした人たちにはピンと来ないということか。

こうして政治を司る人たちは平気で嘘をつく。その頻度はいよいよ増えてきているのではないだろうか。官僚だけではなく、その根本には政権を担っているはずの政治家の影が大きいと思われる。

そうして、うまく言いくるめて逃れることができたとしても、犯した行為は国という存在を危うくしていく。今の日本という国が世界の中でどのような位置にあるのかといえば、かつてのような経済大国のような地位からは、とうの昔に滑り落ちて、泥舟とまではいかないが、それに近いような状況にあるようだ。

国の舵取りを任された人間たちが狡賢く立ち回るようになってしまっては、日本の沈下は今さらながら否めないことになってしまった。

政治は(平気で)嘘をつく。

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タグ:日本 政治 統計
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週話§土曜有閑~日本人の握手~ [日本]

“日本人同士”であるなら百歩譲るとしても、外国人相手では避けるべきなのが、両手で包むようにする日本風の握手である。握手が西洋由来のマナーであるの以上、当然ながらそれに倣うものではないだろうか。

単純な想像だが、あの奇妙な握手の発祥は、選挙戦で候補者が街頭活動で、有権者に握手をするのにあたって、片手だけでは愛想がないのではという発想からあの握手が生まれたのではないかと睨んでいるのだ。

IMG_5404.JPG

上の写真は右がワタシで、相手はオーストリアの知り合いである。見ればすぐにわかるとおりで“がっちり”と手を握りあって、力が入っている様子がわかるだろう。この時、お互いの眼と眼を合わせるのもマナーで、日本風なお辞儀をしながら視線も合わせずなどというのも、奇妙なことである。

彼の国の人たちも稀にだが、左手で相手の右手をぽんぽんと軽く叩いたりはするが、手を包み込まれたという記憶はない。

というわけで、島国の中だけで通用していることを汎用できるという勘違いだけはしないでほしいと切に思うのだ。

追記:我々日本人からしたら、欧米の人間が我々に向かって手を合わせてのお辞儀をされるのに、それは違うと思うことと同じなのである。

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々話§転職情報の氾濫 [日本]

昨今、テレビCMであれ、ネット広告であれ、頻繁に眼にするのが、就職&転職会社のものである。

あたかも“転職万能、転職無敵”を謳っているように感じられて、はなはだ不安な気持ちにさせられる。それはおそらく、我が身が37年半を一つの会社で過ごして、それで定年退職したことが大きいことは間違いない。

なぜ、それほど転職させるべく喧伝しているのだろうか。知り合いの中に、外資系を数社ほど転職を繰り返して、その都度ヴァージョンアップした人間がいる。彼は間違いなく優秀な人間であろうし、そうして自分のキャリアを高めていったのだろう。

だが、そういう人間はごくごく一握りでしかなく、大半は転職でのキャリアアップを目論みながら、あえなく失敗して埋没していく人間のほうが多いはずである。

終身雇用についての弊害が多いような言われ方をすることも珍しくないが、いわゆる日本の企業は、雇用を確保保証することで企業体としての安定感を構築してきたのではないだろうか。

もちろん、ある一定の数のサラリーマンが、そうした環境下でも転職を試みているのだろうが、その率は――調べたことはないが――1割か2割、そんな程度と推測される。それがもし、半数に近い人間が転職に走るとしたら、日本の企業は成り立たなくなってしまうだろう。

まあ、この先がどうなっていくのか……数年前に定年退職した人間には想像できようはずもなく、賑やかで明るい転職CMを何とも言えない気分で眼にしているのである。

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種話§雑煮の地域差? [日本]

こちらのリンクで紹介されているのは、よりにもよって“「お雑煮」が一番おいしいと思う都道府県ランキングTOP30!”なるものである。

ネットでよくあるランキングの類であるが、時として意味のないランキングを紹介して得々としているようなものもあって、このお雑煮ランキングほど間抜けかつナンセンスなものはないのではと思う。まずもって、都道府県でランキング付けをする意味がわからない。

お雑煮ほど地域差を如実に表しているものはなく、餅をとっても、角餅か丸餅か、餅は焼くか焼かずに煮てしまうのか。色々あるので、こちらから拝借した日本お雑煮MAPを掲げておく。

zouni.jpg

お雑煮ほどはっきりと違っているものが他にあるかどうかはわからないが、とにもかくにもこれほど違っているということだ。それを、よりによって、うまいまずいのランキング付けをするなど、無礼にも程がある。

はっきりわかることは、地域どころではなく、家それぞれがまったく違うお雑煮を作っていて、それがみんなうまいであろうということだ。それこそが多様性というものではないのか……というのが、拙ブログの見解なのだ。

なお、過去にも書いたことだが北関東に実家があった我が雑煮はといえば、澄まし汁に焼いた角餅、具は茹でほうれん草のみ。食べる時に鰹節ともみ海苔をまぶしかけるというもの。四十代のはじめに早逝した大酒呑みの祖父がおせち料理を肴に散々呑んだ後、さっぱりとしたもので締めたいと、そんなリクエストで始まったのが、かくもシンプルな雑煮ではなかったかと想像しているが、言うまでもなく日本で一番うまい雑煮なのである。

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働話§就活フィルターという存在 [日本]

新聞に“就活フィルター”が明るみにという記事を見て、自分が終活に奔走していた頃から状況はほとんど変わっていないのではないかと思ったのだ。

つまりは、いわゆる“有名大学”を優先して、それより下位にある大学は弾き出してしまうというもので、発想は差別感に満ち満ちたものである。自分がその立場に立つかもということなど考えすらしないのであろう。

大学4年で就活をしていた時に“指定校”という存在があることに気がついていた。事実上の足切りである。国立や私立のトップクラスの大学何校かを指名し、それ以外の大学は、面接はおろか試験すら受けさせてくれないのである。

志望していた一つの在京放送局が、その指定校とやらを設定していて、不本意ながら諦めるしかなかったが、マスコミともあろうものが、そんな不公平を助長するようなことをしていたのかと腹立たしかった。

結局、何とか志望ともいえる会社に入れたわけだが、その会社の面接の中で志望理由を聞かれた時「某社はマスコミであるにもかかわらず指定校を設定していた」といった趣旨のことを話したが、そんなあたりが気に留めてくれた理由ではと思い返したのだ。

ちなみに今の“我が社”では、エントリーの履歴書に大学名を記載するスペースなどはない。

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現話§変化を厭う国民性~車一つとっても~ [日本]

ドイツを旅行するのにレンタカーを使うようになって20年ほど。借りる車のダイナミックな変化にいつも驚かされる。

車をピックアップするのは、もう20年近くミュンヘン空港なのだが、提供される車の質がとにかく高い。数千kmも走っていない新車同然のメルセデス、BMW、フォルクスワーゲン、アウディが普通に出てくるのだ。

それはありがたいのだが、新しい車ゆえ新しい設備があって、いざ運転! というところで戸惑ってしまう。どうした設備に戸惑うのか列挙すると……サイドブレーキが合わせて3パターン出てきた。まずは、手でレバーを上下させるのではなく、ペダルを操作するもの。2つ目はシフトレバーのところに電気式ボタンになっているもので、これは探しまくった揚句、係員に教えてもらった。

そして3つ目が下の写真の“サイドブレーキ”である。

001(6).jpg

何と、コラムシフトの先端を押すとサイドブレーキがかかるようになっていた。

そうして極めつけが、CDプレイヤーの消滅である。彼の国では、そうした動きが実にダイナミックに行われているのだ。翻って我が国はどうだろう。最近の日本車の動向はよくわからないので、軽々にあれこれ言うことはできないが、今だにCDプレイヤーは設備されていて、併用できるようになっているとは思うが、CDプレイヤーがなかったら間違いなくクレームの嵐になるはずだ。

とりあえずやり出す国と、言を左右にして動いていかない国が存在する……規制の国日本である。

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辞話§四十五歳定年? [日本]

日本を代表するウィスキー醸造メーカーの社長が「45歳定年制にして、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」と発言して“炎上”した。翌日には「定年という言葉を使ったのはまずかった」とあっさり発言を修正したのだ。

40年と少し前に入った会社は、その当時55歳定年だった。希望すれば嘱託として働けたのかどうか記憶はないが、1980年代には60歳満了定年となった。

55歳定年でも、厚生年金は支給されていたと思われるが、今考えても、55歳とは何とも若い退職年齢だったとは、今さらながらに感じることである。

我々の世代は、まだまだ“終身雇用制”の恩恵を受けたおかげで、最後まで同じ会社で勤め上げることができた。だが仮に、遠い将来に45歳定年などとそんな制度が敷かれることになったらどうであろうか。

55歳定年から60歳に延長されたのは、高齢化を見据えてのことだったと思われるが、この先さらに公的年金支給年齢が遅くなると予想されている中で、45歳定年で一度会社を放り出され、第二の仕事を見つけなくてはならないと……今の雇用システムと状況を考えるなら、中高年の再就職が簡単でないことは明白で、そのあたりをどのようにクリアするのだろう。

単に中高年を厄介な窓際族扱いするだけで、会社としてのケアがネグレクトされたら、営々と構築されてきたシステムがあっさりと崩壊するかもしれない。もちろん、半世紀前の日本の社会全体と今の日本の社会全体の状況は、大きく変化をしていて、何らかの方策を取る必要があるような気はしないでもないが。

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無話§ふるさと納税の愚 [日本]

退陣を余儀なくされた今の無能無策な総理が総務相時代に創設したのが“ふるさと納税”なる奇妙なシステムである。

本来の主旨は、自分の出身自治体を応援するということで、各人がここをと思う自治体に宛てて寄付をする。そして寄付金控除によって“納税者”にいくばくかの金が戻ってくるのだ。それゆえ、デフォルトで住民税を納めている自治体にとっては、税収減になってしまう。

それをさらに助長しているのが“返礼品”なる飴とやらで、返礼品目あてに納税するものだから、中にはとんでもない税収減になってしまう自治体まで現れてくることになるのだ。

そうなったのは、過分な返礼品を出してけっこうな税収増となった自治体が多数出てきて、そのアンバランスな状態が問題になったからである。

自分が住んでいる自治体の税収減になるのが、ふるさと納税の仕組みであると知った時、単純明快にふるさと納税をするのはやめようと思った。いや、百歩譲って、自分が生まれ育った自治体に対してだったら、いくばくかの納税をするのはやぶさかではないが、返礼品目あての結果、自分の自治体が税収減になることだけは避けようと思った。

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タグ:日本 税金 政治
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週話§日曜粛々~かつて二条河原の落書~ [日本]

鎌倉幕府滅亡直後1335年頃に“二条河原の落書”なるものがものされた。

此頃都ニハヤル物 夜討 強盗 謀綸旨
召人 早馬 虚騒動
生頸 還俗 自由出家
俄大名 迷者
安堵 恩賞 虚軍
本領ハナルル訴訟人 文書入タル細葛
追従 讒人 禅律僧 下克上スル成出者

と始まる、建武新政を皮肉りつつ、当時の事象をも描写したものである。

いつの時代も“お上”を皮肉る文化が存在しないことには、健全な社会とは
言い難く、今の時勢にあっても、良質な皮肉やパロディーの登場を待ち焦が
れるのは当然のことであろう。

そうして、コロナウイルス禍の今日、下のような“歌謡曲”が登場した……



……思わずニヤリ、クスリときてしまう。一度聴けば誰でもわかってしまうではないか。

この曲が“お上”を直截的に批判しているわけではないが、いかに無為無策で虚言だけを撒き散らしているばかりであるとわかるだろう。

だが、こういうことだけで満足していてはいけない。一人一人が批判精神を抱いて、時の権力に対して“否”を突き付けていかなくてはならないのだ。

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説話§短語は語る~能吏は窮して・・・・・・~ [日本]

記憶にありません

つい先月も、総務省の行政局長が首相長男と会食したことを報道された時、件の局長が答弁で「記憶にない」を繰り返していた。監督官庁の長と業界の幹部が会食しているというだけでアウトではないか。

何とも都合のいい言葉で、確かロッキード疑獄の時の証人喚問の折に飛び出してきた逃げ口上だったかと記憶している。

だが、それを耳にした誰もが“記憶にない”という言葉が正真正銘の真実だなどとは思っていない。ましてや、局長クラスというトップの人間がどれほどの頭脳の輩であるのか……日本における最高学府を“優秀な成績”で卒業し、官僚の頂点に上り詰めるレベルの人間の記憶力が、その程度であるはずなどなかろう。もしもその通りであるなら、そんな人間に日本を任すことなどできないから、さっさとお辞めになっていただきたい。

人間は窮すると、いかに白々しく見えすいた嘘を吐いて平然としていることに、何とさもしい人間であることかと反吐が出そうになる。

かくして、総務省の上級官僚が更迭されたのだ。

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週話§日曜粛々~偽物? 本物?~ [日本]

2月上旬のことである。日本の著名画家の贋作版画が大量に出回っているという報道を見た。東山魁夷や平山郁夫といった人たちの作品で、デパートのギャラリーで売られたのだという。

デパートのギャラリーという場所で売られていれば、それはもう信用できると考えても無理からぬことで、ある種の保証を得たと考えるのは当然のことである。

我が家も、居間とか廊下の壁に数葉の版画を額装して飾っているとは、何度か書いたことで、17世紀前半に作成されたドイツやオーストリアの都市図が主なのだが、特に真贋について考えたこともなく、旅先の古版画の店で購入する時も、店主に「これ本物?」などと確かめたこともない。

それなりに名前を知られた版画制作者ではあるが、わざわざ贋作を作るようなことは考えにくく、一度だけだが、土産物屋みたいな店で安い複製が売られているのは見た。

というわけで、真贋鑑定のできそうな人が日本にいるとは考えられず、我が家のお宝が本物か偽物かを判断する術はないのだ。

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タグ:日本 犯罪 版画
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譚話§三島由紀夫没後五十年 [日本]

三島由紀夫は1925年(大正14年)生まれ、昭和の年数と年齢が一致するので覚えやすいのだ。生きていれば95歳である。そして50年前の今日、自衛隊市ヶ谷駐屯地に乱入した小説家の三島由紀夫が割腹自殺をした。享年四十五。

当時の我が身は高校1年生で、帰宅したらテレビニュースが大々的に報じていた。翌日登校したら、教室が蜂の巣をつついたかのような騒ぎになっていた。そうした中に、少しばかり左翼に傾倒していた同級生が「ショック」とつぶやいたことが記憶に残っていて……まあ、多感といえば多感なお年頃であったということだ。

彼の作品だが、数冊ほどは読んだことはある。とりわけ『豊饒の海』の噎せかえるような文章に“異界”のようなものを感じたのである。

そして今……あの“騒ぎ”から半世紀が経ってしまった。

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貧話§都道府県魅力度ランキング? [日本]

何とも、まったくポジティブとは思えないランキングが行われている。都道府県魅力度ランキングというやつだ。

これのどこがおもしろいのかシャレならともかく、まったく意味がわからないでいる。

ベスト3が北海道、京都、沖縄で、下位3県が佐賀、徳島、栃木と、今回は栃木県が最下位となった。

それじゃあ、下位3県に魅力がないかと問われれば、とんでもないと答えたい。佐賀と徳島には、一度も足を踏み入れたことはないが、佐賀であれば、伊万里焼や有田焼だし、徳島だったら阿波踊り、渦潮……最近だったら米津玄師の出身地でもあるし。

栃木に至っては、日光東照宮、中禅寺湖、華厳の滝、そして那須などなど、観光資源は潤沢にあるではないか。

いったい、何をもって魅力をはかっているものか、さっぱり理解できないし意味不明なランキング調査であるとしか思えない。これが、どれだけそれぞれの都道府県が魅力を知らしめるべく努力しているのか、広報力ランキングをというのだったら理解はできる。

とにかく47都道府県には、それぞれ魅力を持っていて、その多様性を楽しんでいけばよく、この県は魅力がないなどと大きなお世話ではありませんか。

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