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侘話§未練たらたら~フォークソング~ [フォークソング]

1960年代頃アメリカからフォークソングがやって来て、それに触発されて日本でもフォークソングブームが席巻したのは60年代の終わりから70年代半ば過ぎにかけてのことだった。

猫も杓子もフォークギターを抱え……ご多分に漏れず自分もそうだったが、せっせと“あんな歌やこんな歌”と歌っていたのだ。

もちろん、今では歌ったことが恥ずかしい曲もいくつかあって、それは我が黒歴史だったりもするのだが、さすがに歌うことのなかった類に未練たらたら失恋ソングがあって、これは男と女を問わず、失恋相手への未練を滔々と歌うやつである。

それこそ中には、ストーカーまがいみたいな歌詞もあったりして、おぉっと危ない!などと思ったりもした。

アメリカのフォークソングにだって失恋ソングはいくらでもあっただろうと思うけれど、ここまで未練を隠さない歌があったのだとうかと思ったのだ。

失恋ソングではないけれど“四畳半フォーク”なんてジャンルもあったりして、南こうせつとかぐや姫がヒットさせた一連の『神田川』とか『赤ちょうちん』あたりがそれである。四畳半フォークもまた、未練たらしい失恋ものとリンクすることになる。

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