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豚話§とんかつには刻みキャベツ! [とんかつ]

日本にやって来る外国人観光客のほとんどは“うまい日本の料理”目当てで旅行してくるようで、寿司、天麩羅、すき焼き、焼き鳥などなど、様々な店の味を楽しんでいるのだ。

そんな中、これまでも主張してきたように外国人観光客には是非とも“とんかつ”を味わってほしいと考えるのである。



西洋由来のパン粉を付けた揚げ物が、日本でどのように優れた逸品へと変容していったのか、身をもって知ってくれればと思う。

ミラノ風カツレツともウィンナシュニッツェルとも違うことに驚くのは必定ではないか。

とんかつをとんかつたらしめているマスト!な存在が“刻みキャベツ”であることは間違いないところである。

言うなれば野球におけるピッチャーとキャッチャーの関係に似ていなくもない、そんな切っても切れない密接な関係ではないか。ピッチャー(とんかつ)とキャッチャー(刻みキャベツ)の絶妙なやり取りが、一皿のフィールド内で繰り広げられているのだ。

欧米の肉料理の付け合わせに刻んだだけのキャベツ、もしくは生野菜の類が添えられているだろうか。少なくともドイツやオーストリアで見たことなどない。生野菜が食べたかったら、サラダを別途注文しなくてはならない。

こうした発想が、日本で供される様々な料理の中に活かされて、我々はそれらをありがたく享受しているのである。

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