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土話§翻訳アプリの現実~問題は名詞か~ [日本語]

グーグル翻訳やDeepL翻訳など、翻訳アプリの性能がかなり向上しているのは事実だ。とはいえ、まだまだ日常で不安なく使えるレベルに達しているなどと自信をもって太鼓判を押せるわけでないのは言うまでもないことである。

文法的な翻訳機能は何とかなるのだが、やはり問題になるのは名詞の翻訳で時にはとんでもない誤訳が飛び出してきてしまう。

ドイツ語の“Janitscharenmusik”を調べようと、最初にDeepL翻訳に単語を突っ込んでみた結果が下の写真である。

イェニ1.jpg

どこをどう訳せば“ジャニーズ系音楽”という訳が出てくるものだろうかと思いそうになって、それではとグーグル翻訳にお願いしてみたら、ちゃんと正解が出てくれたのだ……グーグル先生、偉いっ!

イェニ2.jpg

そして文法的問題はかなり改善されてきているにしても、名詞をどのように処理していくものかという、大きな課題が残っているようだ。これは、ユーザーが手作業で解決していくしかないということか。

なお、翻訳アプリにかけていたドイツ語の単語の元は、オスマン帝国イェニチェリ軍団の行進曲、ドイツ語で“ヤニチャーレンムジーク”と発音する。



1979年代終わりにNHKで放送されていたドラマ『阿修羅のごとく』の中で効果的に使われていた“ジェッディン・デデン”という印象的な音楽だ。

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