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芋話§水芭蕉の頃~サトイモ科~ [尾瀬]

今年の尾瀬は近来になく豪雪だった。どこの山小屋も完全に1階が埋まり、屋根にはこんもりと2m、3mの積雪があった。雪下ろしがさぞや大変だったことは簡単に想像できることだ。

積雪が多いということは、当然ながら雪解け水も多く、そんな年は花の当たり年だと言われている。まずもって、水芭蕉からスタートするのが尾瀬なのである。

5月中旬には湿原の雪も消え去って、見事な水芭蕉の群落が出現して、訪れる人たちを楽しませる。尾瀬ヶ原であれ、尾瀬沼の大江湿原であれ、どこを見ても水芭蕉だらけになっているのだ。

DSC04575.JPG

写真は3年前の5月下旬、尾瀬ヶ原中田代の下の大堀川の誰でも一度は映像を見たことがある水芭蕉群落ポイントで、ここから写真を撮れば、誰でも失敗することなく、おなじみの一枚が撮れるというところ。

そんな水芭蕉が“サトイモ科”の植物だと知っている人がどれほどいるものかと思うが、山小屋でアルバイトしていた大昔、宿泊したお客さんにマメ知識的に教えると、口をそろえて「えーーーーっ!」と目を丸くしてびっくりしてくれるのである。

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