週話§土曜粛々～さても二月～

如月二月も、早一週間が経とうとしている。

一年前を眺めると、コロナウイルスが徐々に日本にも影響を及ぼし始めていることが読み取れる。１月下旬には武漢在住の日本人がチャーター機で帰還を始めているし、２月に入ったところで都心のデパートに入れば、中国人旅行者の姿を見かけなくなった。１月下旬には中国が海外団体旅行を禁止したのだ。

だから、コロナ禍が始まって大雑把に一年が経過したと考えていいだろう。この一年の毎日は、まさに金太郎飴の如くの日々だった。

日本でのワクチン接種は今月末頃からとアナウンスされているが、段取りの類がまったく見えてこない。国と自治体間との連携がうまくいかなくてはならないのは、他国の実情を見ればわかるとおりで、スケジューリングがきちんと確立されて機能しなければ、ワクチンの輸送は滞るだろうし、そうなることで、接種センターに行っても無駄足になってしまったり、様々なトラブルが予想される。

紙に書いたとおり物事が進んでくれればいいが、そううまくいかないことも想定しておく必要はあるだろう。

そして、せめて来年の２月にはマスクを必要としない世界に戻ってくれればいいと期待しているのだが。

《日常のトピックス一覧》

タグ：ワクチン 日常 コロナウイルス 日本