転話§蟄虫培戸~七十二候~秋分 [七十二候]
秋分の次候“蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)”である。
秋分の少し前には蝉の声が聞こえなくなり、コオロギの類の声も徐々に弱くなっていると感じる。
相変わらずの残暑だけれど、真夏のような容赦のなさみたいなものは消えていて、何がなし救われるところ大なのだ。
この時期のお気に入り“ヌスビトハギ”の小さなピンクの花が歩道に沿って咲き出したのは二週間ほども前のことで、ヌスビトハギを見ると秋なのだと感じるようになって、もう数年は経っただろうか。
花の季節は終わりを迎え、残ったのは種の入った莢だが、こいつがズボンの裾などに引っ付いて別の場所に運ばれ、そこで新しい生が始まるのである。
《七十二候のトピックス一覧》
秋分の少し前には蝉の声が聞こえなくなり、コオロギの類の声も徐々に弱くなっていると感じる。
相変わらずの残暑だけれど、真夏のような容赦のなさみたいなものは消えていて、何がなし救われるところ大なのだ。
この時期のお気に入り“ヌスビトハギ”の小さなピンクの花が歩道に沿って咲き出したのは二週間ほども前のことで、ヌスビトハギを見ると秋なのだと感じるようになって、もう数年は経っただろうか。
花の季節は終わりを迎え、残ったのは種の入った莢だが、こいつがズボンの裾などに引っ付いて別の場所に運ばれ、そこで新しい生が始まるのである。
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